左からりょう子、土岐麻子、大貫亜美。

土岐麻子の「大人の沼」 ~私たちがハマるK-POP~ Vol.8(後編) [バックナンバー]

大貫亜美(PUFFY)&韓流好き女子りょう子ちゃんと語り尽くす、新大久保の楽しみ方(後編)

なかなか買えないあの調味料って? 土岐麻子の現地レポートも

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土岐麻子、新大久保を歩く

3人でのトークを楽しんだ数日後、新大久保に降り立った土岐さん。亜美さんとりょう子ちゃんのオススメ店を、実際に巡ってみました。

夏は終わったと言えど、まだまだ暑さの残る9月のある日。平日にもかかわらず、新大久保の街中は若い女性を中心ににぎわいを見せています。


最初に土岐さんが向かったのは、りょう子ちゃんがプッシュしていた2D Cafe。お店に到着すると、白と黒で統一された店内にパッと目を引かれます。

実際に席に着いてみると、まるで絵の中に入り込んだよう。

広い店内は満席。若い女性たちが次々に訪れ、はしゃぎながら写真撮影を楽しんでいました。その姿を眺めて「かわいいなあ……」と目尻を下げる土岐さん。

カフェではフルーツがたっぷり乗ったパッピンス(かき氷)やケーキ、タピオカドリンクなど、見た目もかわいいカフェメニューが豊富に用意されています。
土岐さんにメニューのセレクトを任せていただいたナタリースタッフは、人気メニューだというビスコフフラッペを注文してみました。

キャラメル味のドリンクに、たっぷりの生クリームとビスケットがライドオン。土岐さん、さっそく実食。

「うん、おいしい! ドリンク部分もこの上に乗ってるビスケットと同じ味がする」「疲れたときに飲んだら、甘さたっぷりですごく元気が出そう」

半分ほど飲み進めたあたりで、「……でもやっぱりちょっと甘さがつらくなってきたかも(笑)」と土岐さん。お口直しにブラックコーヒーを追加注文していました。イマドキ女子のりょう子ちゃんおすすめのカフェでも、やはりどこまでも“大人”の沼なのでした。

続いて、お店の人気商品だというマヌルパンをいただきました。
「マヌル」とは韓国語でニンニクの意。マヌルパンはニンニクとクリームチーズが丸いパンに挟まれたもので、韓国の屋台グルメ発祥の人気メニューです。
店長さん曰く、日本でこのパンを提供し始めたのはこちらの2D Cafeが最初だったそう。

かわいらしいマリメッコのプレートにちょこんと乗せられて提供。いちごとブルーベリーも添えられています。
マヌルパンを食べるのは初めてだと言う土岐さん、さっそく実食。

「カリッとしたパンの食感がいいですね。そこに挟まれたクリームチーズとニンニク……甘くもしょっぱくもあって、不思議な感じです。マヨネーズも入ってるかな? おいしいです!」

クリームチーズも自家製とのこと。
大満足でお店を出てからも、列に並ぶお客さんがひっきりなしに増えていき、人気の高さがうかがい知れました。


続いて向かったのは、韓国食材がたくさんそろうスーパーのソウル市場。

到着してすぐに、入り口近くで亜美さんおすすめの「辛ラーメン」とお鍋のセットが土岐さんをお出迎え! こんもりと積み上げられていました。

1人前と2人前サイズがあり、鍋の大きさが少し異なります。土岐さんは「迷うけど、家に買って帰るなら1人前を2つかな。1人1つずつ自分のお鍋で食べるのが、本格的な感じがするし」と1人前をセレクトしていました。

そして店内へ。食材から調味料、レトルト食品、調理道具、お惣菜まで、さまざまなアイテムが所狭しと並んでいて、眺めているだけでワクワクしてきます。

亜美さんおすすめの梨マッコリも発見!

橋本さんが紹介していた、器やカトラリーも充実。ずっしりと重い、チヂミ用鉄板セットもありました。

お惣菜コーナーにも韓国らしいメニューがいっぱい。「これおいしいから、ぜひ買って帰ってください」と土岐さんが紹介してくれたのは、「さきいかとヤンニョム和え」と「岩海苔醤油和え」。

店内にはスタッフさんが焼いてくれる、焼き立てのホットク屋台も。「たくさん並んでてかわいい!」と、すかさずパシャリとする土岐さん。

その横にはなんと、先日土岐さんが欲していたホットクを潰す道具が並んでいました。「これは買わないと!」

選びきれないほどたくさんの商品に魅せられたあとは、少し新大久保の街をブラブラ。歩きながら、「こっちの道に行くと、通ってた予備校があるんですよ。懐かしいなあ」など、街にまつわる思い出も教えてくれました。


「2人にオススメしてもらったお店、どちらもとっても素敵でした。ほかのお店も『あ、ここにあるんだ』って、見つけながら歩くのが楽しかったです。次はみんなでワイワイ一緒に来たいですね!」

※掲載している店舗や商品の情報は、情勢の変化などにより実際と異なる場合があります。

土岐麻子

1976年東京都生まれ。1997年にCymbalsのリードボーカルとして、インディーズから2枚のミニアルバムを発表する。1999年にはメジャーデビューを果たし、数々の名作を生み出すも、2004年1月のライブをもってバンドは惜しまれつつ解散。同年2月には実父にして日本屈指のサックス奏者・土岐英史との共同プロデュースで初のソロアルバム「STANDARDS ~土岐麻子ジャズを歌う~」をリリースし、ソロ活動をスタートさせた。2019年10月にソロ通算10作目となるオリジナルフルアルバム「PASSION BLUE」、2021年2月にはカバーアルバム「HOME TOWN ~Cover Songs~」を発表。2021年11月24日には約2年ぶりとなるオリジナルアルバム(タイトル未定)をリリースする。

TOKI ASAKO OFFICIAL WEBSITE
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大貫亜美

1973年東京都生まれ。1996年、奥田民生プロデュースの「アジアの純真」で女性デュオ・PUFFYとして吉村由美とともにデビューし、「これが私の生きる道」「サーキットの娘」「渚にまつわるエトセトラ」など次々にヒットを連発。2021年にデビュー25周年を迎え、幅広いアーティストとコラボしたオリジナルアルバム「THE PUFFY」を9月にリリースした。個人としては5月に初のエッセイ本「たぬきが見ていた」を上梓。小学生時代に韓国で暮らした経験があり、2018年度のNHK Eテレ「テレビでハングル講座」にレギュラー出演していた。

PUFFY公式サイト
PUFFY 大貫亜美 (@ami_onuki)・Instagram写真と動画

橋本稜

1992年1月10日生まれ、埼玉県出身。俵山峻とともにお笑いコンビ・スクールゾーンとして活動。K-POPや韓流ドラマなど韓流コンテンツに明るく、SNSにアップする“韓国あるある”ネタが話題に。中でも“韓流好き女子”りょう子ちゃんの「チンチャそれな」というフレーズは2020年、日本テレビ系「ZIP!」内の「10代が予想する今年の流行語大賞」にノミネートされるほど人気を博した。

スクールゾーン プロフィール|吉本興業株式会社
スクールゾーン はしも (@schoolzonehsm) | Twitter
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音楽ナタリー @natalie_mu

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