マイベストトラック2020 Vol.9 [バックナンバー]
ロックバンド編
あやぺた(Dizzy Sunfist)、こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん)、塩塚モエカ(羊文学)、橘柊生(DISH//)、長屋晴子(緑黄色社会)、福永浩平(雨のパレード)が選ぶ2020年の3曲
2021年2月4日 20:00 6
2021年の幕開けに合わせて音楽ナタリーでは、さまざまなアーティストに「2020年にもっとも愛聴した3曲」を聞くアンケート企画を実施。回答者のジャンルごとに分けた全9本の記事を公開していく。最終回は「ロックバンド編」として、あやぺた(
構成
あやぺた(Dizzy Sunfist)
アヴリル・ラヴィーン「We Are Warriors」
Stand Atlantic「Hate Me(Sometimes)」
ホタルライトヒルズバンド「金魚のジョン」
アヴリル・ラヴィーン「We Are Warriors」
「We Are Warriors」は、コロナ禍の中で強く支えてもらった曲です。「Warrior」という彼女の既存曲を少し歌詞を変えてリリースされた曲なのですが、コロナと戦う全員に響くと思います。
Stand Atlantic「Hate Me(Sometimes)」
「Hate Me (Sometimes)」は、気分を上げたいときに必ず聴いてました。POP PUNK満載です。気分上げたい方はぜひ。
ホタルライトヒルズバンド「金魚のジョン」
この曲はNHKの「おかあさんといっしょ」で流れてるのを観て、速攻ダウンロードしました。歌詞だけで泣けるんですけど、メロが抜群です。
プロフィール
あやぺた(アヤペタ)
1990年10月31日生まれ、大阪府出身。2009年に大阪にて結成されたスリーピースバンド・Dizzy Sunfistのボーカリスト / ギタリスト。2019年5月に入籍、妊娠を発表した。2020年1月に第1子となる女児を出産し、現在は“おかんパンクロッカー”として活動中。Dizzy Sunfistは2020年7月に、あやぺたの結婚、出産を経た、Dizzy Sunfist“第2章”の開幕を告げる1枚として新作音源「EPISODE II」をリリースした。
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こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん)
瑛人「香水」
10-FEET「シエラのように」
ENTH「WHATEVER」
2020年、サインを4万3000枚書くという狂った企画をしたのですが、書いてる最中ずっと「香水」を聴いていました。
僕は1香水あたり50枚のサインを書けるので、今何枚書いているかの目安にもなりとても助かりました。
「シエラのように」は音源ももちろん素晴らしいのですが、ライブで聴いたときに「よすぎる……!!!!!!!!」と衝撃を受けた1曲です。
「WHATEVER」はちょっと懐かしさを感じる脱力感があってめっちゃ好きです。「ゴッドタン」のエンディングなん羨ましい。
プロフィール
こやまたくや(コヤマタクヤ)
1992年10月23日生まれ、京都府出身。2013年10月に結成された男女ツインボーカルのスリーピースバンド・ヤバイTシャツ屋さんのギタリスト / ボーカリスト。作詞作曲も担当している。本名である小山拓也や寿司くんという名義で映像作家としても活動中で、自主アニメやミュージックビデオを制作している。ヤバイTシャツ屋さんは2021年2月10日に10枚目のシングル「こうえんデビュー」をリリースする。
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塩塚モエカ(羊文学)
アッシュ「Moral of the Story」
アーロ・パークス「Hurt」
青葉市子「血の風」
昨年前半は個人的に大きな生活の変化がいくつかありたくさんのことを見逃しましたが、後半になっていろいろな音やカルチャーや世界がぐっと入ってきて、最近ではまだ見ぬ音楽世界の面白さに毎日わくわくしています。アッシュはフィネアスのプロデュースで、この曲もたぶん彼の作曲。この曲をきっかけにビリー・アイリッシュも、ものすごくたくさん聴きました。アーロ・パークスの「Hurt」を聴いていたのは、昨年自分的にも世間的にも大ヒットした「mid90s」の世界を引きずっていた影響もありますが、ジャジーでヒップホップっぽくてカッコいい。そして青葉市子さんの「アダンの風」は年末に出会い、ひさしぶりに雷が落ちたような衝撃を受け、自分にとって特別な出会いになりました。こんなアルバムをいつか作ってみたい。
音楽よ2020年も楽しい毎日をありがとうございました、今年もよろしくね。
プロフィール
塩塚モエカ(シオツカモエカ)
1996年7月3日生まれ。オルタナティブロックバンド・羊文学のボーカリスト / ギタリスト。ソロでの音楽活動も行っている。ファッションブランドや広告のモデルを務めたり、ファッション、カルチャー誌へ多く登場したりと、ファッション好きとしても知られる。羊文学は2020年12月にメジャーデビューアルバム「POWERS」をリリースした。
羊文学 Official Website
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橘柊生(DISH//)
Forever「Blur」
堀込泰行「Sunday in the park + STUTS」
CIRRRCLE「TYO」
Forever「Blur」
Foreverは「Falling」で知ったんですが、四つ打ちなのにスローテンポかつR&Bの心地よさにやられてそこからハマりました。自宅では昼前に起きた時、家事をしながらかけてました。
堀込泰行「Sunday in the park + STUTS」
堀込さんの作るサウンドがとても好きなんですが、STUTSさんもかなり好きで、この2人のコラボは聴かなくても既にいい!!!って思っていたらハードルを余裕で超えてくる楽曲で胸キュンでした。
CIRRRCLE「TYO」
CIRRRCLEさんはかなり好きで、DJプレイをする時にはいつも高い確率でかけているんですが、2020年は個人的に大ヒットでした。叶わなかったですがDJでヘビロテしようと用意していた曲です。
プロフィール
橘柊生(タチバナトウイ)
1995年10月15日生まれ、北海道出身。2011年12月に結成された、楽器を演奏しながら歌って踊る“ダンスロックバンド”DISH//のDJ / キーボーディスト。DJ To-i名義でソロでのDJ活動も行っている。特技はゲームで、自身のゲーム実況チャンネル「柊生ch.」を更新中。またトーク力に定評があり、NACK5「Nutty Radio Show THE魂(ザ・ソウル)」ではレギュラーパーソナリティを務めている。2020年1月に自身2作目のミックスCD「TOY BOX II-All Night Mix-」をリリースした。DISH//は2021年2月24日に4thフルアルバム「X」をリリースする。
DISH// オフィシャルサイト
橘 柊生(@to_i1015)|Instagram
柊生ch - YouTube
長屋晴子(緑黄色社会)
藤井風「へでもねーよ」
NiziU「Make you happy」
Vaundy「怪獣の花唄」
間違いなく忘れられない年になった2020年。いきなり始まった外出自粛の事態に、不安で心細い心を支えてくれたのは音楽でした。
2020年一番長く見た景色と言えば自宅で、代わり映えのない毎日を彩るために、そしてつい暗くなってしまいがちな自分を鼓舞するために、無意識にテンションの上がる音楽をたくさん聴いていたように思います。挙げた3曲も、ジャンルやベクトルは違えど、私を元気付けてくれた音楽でした。
どうもありがとう。
プロフィール
長屋晴子(ナガヤハルコ)
1995年5月28日生まれ、愛知県出身。2012年に結成された4人組バンド・緑黄色社会のボーカリスト、ギタリスト。バンドの多くの詞曲を手がけている。2020年11月にリリースされた大原櫻子のデジタルシングル「透ケルトン」の作詞作曲を担当し、自身初の楽曲提供を行った。緑黄色社会としては、2021年2月にアニメ「半妖の夜叉姫」1月クールのエンディングテーマ「結証」を収録した3rdシングルをリリースした。
緑黄色社会 Official Site
緑黄色社会 (@ryokushaka) | Twitter
長屋 晴子 (緑黄色社会) (@haruyama_555) | Twitter
長屋晴子(@haruyama_555)|Instagram
福永浩平(雨のパレード)
Dinner Party「Sleepless Nights(feat. Buddy, Reuben Vincent & Phoelix)」
マック・ミラー「Woods」
サム・ゲンデル「Goodbye Pork Pie Hat」
2020年は自宅に籠ることが多かったので音楽を聴く幸福感を例年よりも更に感じることのできる年でした。
その中でも特に聴いていた3枚です。
なんでもない普通の生活にも花を添えてくれるような最高のアルバムたちなので皆さんも是非とも聴いてみてください。
プロフィール
福永浩平(フクナガコウヘイ)
鹿児島県出身。2013年に結成されたバンド・雨のパレードのボーカリスト。南波志帆の楽曲や、2020年1月に公開された映画「サヨナラまでの30分」の劇中バンド・ECHOLLの楽曲「もう二度と」などの作詞作曲も手がけている。雨のパレードは2020年12月にニューアルバム「Face to Face」をリリースした。2021年2月には雨のパレードの楽曲「morning」が主題歌で、大澤実音穂(Dr)が女優デビューを果たす映画「僕たちは変わらない朝を迎える」の公開が控えている。
雨のパレード オフィシャルサイト
雨のパレード (@amenoparade) | Twitter
Fukunaga Kohei福永浩平(@kohei__33) | Twitter
Fukunaga Kohei福永浩平(@kohei33)|Instagram
バックナンバー
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[MEDIA]
音楽ナタリーのコラム企画「マイベストトラック2020」にて、塩塚モエカが2020年にもっとも愛聴した3曲を紹介しています。
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