キノコホテル「マリアンヌの憂鬱」でメジャーに殴り込み

女性4人組ガレージロックバンド「キノコホテル」が、2月3日に徳間ジャパンコミュニケーションズよりメジャーデビューアルバム「マリアンヌの憂鬱」をリリースすることが決定した。

キノコホテルはマリアンヌ東雲（支配人/歌、電気オルガン）、エマニュエル小湊（秘書/電気ベース）、イザベル＝ケメ鴨川（電気ギター）、ファビエンヌ猪苗代（ドラムス）の4人からなるバンド。2007年の結成以来「過激でポップな中毒性の高い大衆音楽」をコンセプトに掲げ、都内を中心にグルーヴィーでサイケなライブを展開している。

個性的な作曲センスを持つ鬼才マリアンヌを中心に、その濃厚なキャラクターに各方面から注目が集まっており、2009年夏には、DJ OZMAの指名により矢島美容室「はまぐりボンバー」のPVにバックバンドで出演。OZMAは今年の春頃、友人から「面白いバンドがいる！」と教えてもらい、YouTubeなどをチェックして彼女たちの姿に魅了されたという。

満を持してリリースされるメジャーデビューアルバム「マリアンヌの憂鬱」には、「静かな森で」「真っ赤なゼリー」「もえつきたいの」「キノコホテル唱歌」といったインディーズ時代からの人気のレパートリーを中心とした8曲を収録。また、CD-EXTRA仕様で「もえつきたいの」のビデオクリップも収められる。

CDリリースに先駆け、iTunes Storeでは12月30日よりアルバム全曲およびiTunes限定PV「もえつきたいの（LIVE edition）」の配信がスタートする予定。キュートかつ妖しげなルックスと昭和元禄的ガレージサウンドが、2010年の音楽シーンに大きな衝撃を与えることになりそうだ。

オフィシャルYouTubeチャンネル「キノコ電視台～Kinoco TV」では彼女たちの強烈なパフォーマンスを観ることができるので、気になる人はまずこちらをチェックしてみよう。