故・橋口靖正を愛するアーティスト集結、2枚組アルバム発売

シンガーソングライター橋口靖正のトリビュートアルバム「春色の君はかわいい / 『-5』 ～Tribute to Yasumasa Hashiguchi～」が12月6日に発売される。

本作は2016年12月8日、虚血性心疾患のため死去した橋口が生前に残した音楽をよりたくさんの人に広め、伝えることを目的にリリースされるもの。最終的な収益は橋口の遺族に寄付される。アルバムは2枚組で、DISC 1の「春色の君はかわいい」には彼が亡くなる前に制作していた多数の未発表音源の中から石崎光がアレンジを加えた表題曲、そして「HGYM」という2曲の新録バージョン、4曲のデモ音源が収められる。さらに4月に東京・青山 月見ル君想フで行われた追悼ライブ「HGYM感謝祭 東京編～Hほんとに Gぐっちゃん Yやせたら Mもてたのに」のライブ音源も聴くことができる。

なお「春色の君はかわいい」と「HGYM」の新録バージョンでは本人のボーカルトラックに合わせ、岡田梨沙（Dr / ex. D.W.ニコルズ）、磯貝サイモン（Piano, Synthesizer, Organ）、中澤寛規（G / GOING UNDER GROUND）、平田崇（G）、カトウタロウ（G）、前田恭介（B / androp）、根岸孝旨（B）、朝倉真司（Tambourine, Toys）、金子由衣（Violin）、島内晶子（Violin）、島田光理（Viola）、小谷和秀（Cello）、阿部健太（Tp）という橋口を愛するアーティストがバンドサウンドをレコーディングした。一方DISC 2には2016年6月にリリースされた、橋口にとって最初で最期の流通作品となるアルバム「-5」が収録される。YouTubeでは「-5」より「シンクロナイズドテレパシー」のミュージックビデオを公開中。

また12月には東京と宮崎で入場無料のアルバム発売イベントが行われる。