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スペシャ「MUSIC AWARDS」最優秀アーティストはRADWIMPS、アレキは投票1位の快挙

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「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」フィナーレの様子。

「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」フィナーレの様子。

昨日3月7日に東京・東京国際フォーラム ホールAでスペースシャワーTVのアワード「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」の表彰式が行われた。

「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」は、スペースシャワーTVによる音楽カルチャーの祭典「TOKYO MUSIC ODYSSEY」の一環で去年発足したアワード。表彰式には受賞アーティストや豪華なプレゼンターたちがトークやパフォーマンスで招待客を楽しませた。開演と同時にSuchmosのライブがスタートし、「A.G.I.T.」「STAY TUNE」の2曲で集まったオーディエンスを酔わせる。そしてライブの余韻が残る中、司会のユースケ・サンタマリアいとうせいこうが登場。2人はアシスタント・三原勇希のサポートを受けながら各賞を発表していく。

最初に発表されたのは、「BEST FEMALE ARTIST」と「BEST NEW VISION」の2冠をに輝いた宇多田ヒカル。彼女はVTRコメントで「『Fantome』ではたくさんのアーティストともコラボレーションしたり、バンドで録ることもあって、前よりも新しいことができたかと思います。今年もどんどん新しいことをやろうと思います」と今後の意欲を語った。続いて「BEST BREAKTHROUGH ARTIST」に選ばれたSuchmosは、YONCE(Vo)がバンドを代表してトロフィーを受け取る。「BEST GROUP ARTIST」に選ばれたPerfumeはVTRコメントで、昨年実施した北米ツアーやライブツアー「Perfume 6th Tour 2016『COSMIC EXPLORER』」の思い出を振り返ったのち、「2017年も期待してください!」と語った。「BEST MALE ARTIST」に選出された高橋優は、「すごくうれしく思ってます。これからも、ライブで皆さんに会えるのを楽しみにしてますので、よろしくお願いします」とコメント。情熱的なライブパフォーマンスでも会場を沸かせる。

「BEST ROCK ARTIST」に選出されたRADWIMPSはVTRコメントを寄せ、映画「君の名は。」のサウンドトラックとオリジナルアルバム「人間開花」を発表した2016年の日々を「今までになかなかない音楽作りの体験でしたね」を振り返る。ドレスアップしたダイスケはん(マキシマム ザ ホルモン)とナヲ(マキシマム ザ ホルモン)が茶番を繰り広げながら紹介したのは、「BEST PUNK/LOUD ROCK ARTIST」を受賞したHi-STANDARD。ステージには難波章浩(Vo, B)が登壇し、「こうやってまた表舞台に立って素晴らしい賞をいただけたのは、支えてくれるファミリーやスタッフ、ハイスタを待ってくれていたファンのおかげだと思います」と感謝の思いを伝えた。

「BEST ALTERNATIVE ARTIST」に選ばれたMETAFIVEからは高橋幸宏TOWA TEILEO今井の3人が登壇。その後、「BEST VIDEO DIRECTOR」として田辺秀伸、「BEST CONCEPTUAL VIDEO」の受賞曲としてクリープハイプ「鬼」が発表される。「BEST CONCEPTUAL VIDEO」の発表後にはクリープハイプが登場し、受賞曲「鬼」とメロウな「5%」をプレイして観客を惹き付ける。「BEST COLLABORATION」で「KMTR645 feat. ネコカミノカマタリ」が選ばれたレキシは「初めての賞なの! でも、半分はコラボしてくれたアーティストのおかげなんで」と謙遜しながら、今後コラボしたいアーティストとしてエド・シーランを挙げ「名前に江戸が入ってるから」と理由を説明した。

「恋」で「VIDEO OF THE YEAR」の栄冠に輝いた星野源はVTRで、「『いいものはいい』と堂々と言える作品になったのがうれしいです」と受賞の喜びを語る。また「BEST HIP HOP ARTIST」には2年連続でKOHHが選ばれたほか、「BEST GROOVE ARTIST」に中田ヤスタカ、「BEST INTERNATIONAL ARTIST」にブルーノ・マーズ、「BEST ACTIVE OVERSEAS」に上原ひろみ、「BEST POP ARTIST」に平井堅が決定。会場に駆けつけた平井は「僕はミュージックビデオを作るのが好きで、過去にもやれインド人になってみたり、あるときはインド人になってみたり……。MVは無限に可能性があり、これからも守りに入らずに、『平井堅迷走してるな』と思われながら、攻めの姿勢でもっともっと無茶なことをやっていきたいと思います」と誓った。

ライブツアー「The Dinner」の斬新なステージで「BEST LIVE PRODUCTION」を受賞したSEKAI NO OWARIはVTRコメントで、今後やってみたいこととして「野外でセンターステージのライブをやってみたい」と目標を挙げた。その後、谷口鮪(KANA-BOON)がプレゼンターとして現れ、「BEST MUSIC FRIENDS」および「最&高」のMVで「BEST ART DIRECTION VIDEO」の2冠に輝いたきゃりーぱみゅぱみゅを呼び込む。きゃりーはオーディションでVJの座を勝ち取ったことなどスペースシャワーTVとの思い出を語ったのち、キュートなダンサーを従え新旧の代表曲をメドレーで披露した。

一般投票によって決定する「PEOPLE'S CHOICE」において、31万5000の投票の中から1位に選ばれたのは[Alexandros]。彼らがステージが上がると悲鳴のような歓声が上がる。トロフィーを手にした川上洋平(Vo, G)は「光栄です。ありがとうございます!」と破顔し、「ヒップホップとかパンク、いろんなチャレンジをしたアルバム(「EXIST!」)を愛していただけたので、これからもその期待を裏切らないように、裏切っていけるように……」と今後の抱負を述べた。

特別賞を受賞したBOOM BOOM SATELLITESの中野雅之(Programming, B)は、「改めて振り返ってみて、長く大事にしてもらえる作品を作ってきたんじゃないかなと実感しました。川島くんは亡くなりましたが歌声は皆さんに聴き継がれて残っていくので、全然寂しくない」「これからもBOOM BOOM SATELLITESを忘れないで長く聴き続けてください」と観客に向かって語りかけた。また「BEST RESPECT ARTIST」を受賞したTHE YELLOW MONKEYのメンバーは「甘えることなく、スキルの高い新曲を作っていきたいですね」とVTRコメントで明かす。そして、もっとも栄誉ある「ARTIST OF THE YEAR」に選ばれたのはRADWIMPS。彼らはVTRコメントの中で「これからも精進します!」と力強く述べた。

式の最後を飾ったのは、レキシとネコカミノカマタリことキュウソネコカミ。2組は「BEST COLLABORATION」に選ばれた「KMTR645 feat. ネコカミノカマタリ」をパフォーマンスし、「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」をにぎやかに締めくくった。なお表彰式のダイジェスト版が、3月18日(土)19:00よりスペースシャワーTVにて放送される。

スペースシャワーTV「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017『SPACE SHOWER MUSIC AWARDS』DIGEST」

2017年3月18日(土)19:00~22:30
2017年3月30日(木)19:00~22:30(再放送)

「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」受賞者 / 受賞作品

ARTIST OF THE YEAR(年間でもっとも優れたアーティストに授与される賞)

RADWIMPS

PEOPLE'S CHOICE(一般投票によって決定し授与される優秀アーティスト賞)

[Alexandros]

VIDEO OF THE YEAR(年間でもっとも優れたミュージックビデオに授与される賞)

星野源「恋」

BEST GROUP ARTIST(もっとも活躍したグループアーティストに授与される賞)

Perfume

BEST MALE ARTIST(もっとも活躍した男性ソロアーティストに授与される賞)

高橋優

BEST FEMALE ARTIST(もっとも活躍した女性ソロアーティストに授与される賞)

宇多田ヒカル

BEST POP ARTIST(ポップシーンでもっとも活躍したアーティストに授与される賞)

平井堅

BEST ROCK ARTIST(ロックシーンでもっとも活躍したアーティストに授与される賞)

RADWIMPS

BEST PUNK/LOUD ROCK ARTIST(パンク/ラウドロックシーンでもっとも活躍したアーティストに授与される賞)

Hi-STANDARD

BEST BREAKTHROUGH ARTIST(もっとも活躍した新人アーティストに授与される賞)

Suchmos

BEST INTERNATIONAL ARTIST(もっとも活躍した海外アーティストに授与される賞)

ブルーノ・マーズ

BEST GROOVE ARTIST(ダンスミュージックシーンでもっとも活躍したアーティストに授与される賞)

中田ヤスタカ

BEST HIP HOP ARTIST(ヒップホップシーンでもっとも活躍したアーティストに授与される賞)

KOHH

BEST ALTERNATIVE ARTIST(オルタナティブシーンでもっとも活躍したアーティストに授与される賞)

METAFIVE

BEST RESPECT ARTIST(輝かしい功績を残し、多大な影響を与えているアーティストに授与される賞)

THE YELLOW MONKEY

BEST NEW VISION(もっとも革新的な活動をしたアーティストに授与される賞)

宇多田ヒカル

BEST ACTIVE OVERSEAS(海外でもっとも活躍したアーティストに授与される賞)

上原ひろみ

BEST LIVE PRODUCTION(ライブの企画・演出がもっとも優れたアーティストに授与される賞)

SEKAI NO OWARI

BEST CONCEPTUAL VIDEO(コンセプトがもっとも優れたミュージックビデオに授与される賞)

クリープハイプ「鬼」

BEST VIDEO DIRECTOR(もっとも優れたミュージックビデオディレクターに授与される賞)

田辺秀伸

BEST MUSIC FRIENDS(スペースシャワーTVともっとも関係性を築いてきたアーティストに感謝を込めて授与する賞)

きゃりーぱみゅぱみゅ

BEST ART DIRECTION VIDEO(アートワークがもっとも優れたミュージックビデオに授与される賞)

きゃりーぱみゅぱみゅ「最&高」

BEST COLLABORATION(もっとも優れたコラボレーションに授与される賞)

レキシ「KMTR645 feat. ネコカミノカマタリ」

特別賞(音楽シーンに多大なる貢献と影響を与えたアーティストに授与される賞)

BOOM BOOM SATELLITES

※「Fantome」の「o」はサーカムフレックス付きが正式表記。

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