家入レオ、20歳誕生日に“大人ワンピ”披露＆2500人お見送り

家入レオが、20歳の誕生日だった昨日12月13日に東京・新木場STUDIO COASTにてワンマンライブ「LEO IEIRI LIVE 12/13 ～ thanks 2014 ～」を開催した。

フロアにブルーのペンライトが灯る中、スポットライトを浴びて登場した家入は「純情」「Last stage」と人気のロックチューンでパフォーマンスを開始。「今日は12月の忙しい時期に新木場STUDIO COASTに足を運んでくださってありがとうございます。今日は私にとって特別な日なんですけれども、誕生日にこうして皆さんと過ごせてうれしく思います。一緒に楽しい時間を作っていけたらと思います」と挨拶したあとは、「Hello」「Shine」「Silly」と3曲を送り「今お送りした3曲は、ライブを通して育ててもらった曲です。『Hello』で会場のみんなとこうして一緒に歌ったり、『Shine』で拳が上がるともっと歌いたいなと思ったり。そんな思いが届いてたらいいなと思います」と語った。

前半はこのほか、「For you」「Bless you」「希望の地球」などを熱唱。中締め代わりに投下したデビュー曲「サブリナ」では、エレキギターの演奏も披露し、より一層成長した姿を見せつけた。

その後、J-WAVE「RADIPEDIA」で共演していた岡野ぴんこをMCに迎えてトークセッションを実施。ここでは“写真で振り返る家入レオの20年”として、幼少期の写真から数々のアーティスト写真、ライブ写真までをスクリーンに映しながら当時の思い出をトーク。「サブリナ」の頃の話題では「皆さんに種明かしをします。『♪サブリナ』のあと『パッパッパッパラ』って歌ってるでしょ？ 実は『パッパッパッパラブ』なんですよ！」と逸話を明かして会場を沸かせる場面もあった。そして家入は「ハタチになったからすぐ大人というわけではないと思うんですけど、責任を持つっていうことはいろんなことができるということでもあるので、いろいろな刺激を受けてそれを全部音楽に注いでいきますので、ハタチの家入レオもよろしくお願いします」と抱負を述べる。すると会場では、家入本人には内緒だったペンライトが一斉に灯り、ファン2500人からバースデーソングの合唱が沸き起こった。イチゴで「20」と形作られたケーキも登場し、驚く家入は照れくさそうに20本のろうそくを吹き消した。

ライブが再開すると、彼女は衣装を黒のワンピースに替えて再登場。クリスマスシーズンということで「きよしこの夜」をアカペラで響かせ、「初めてのワンピース姿です。せっかく着替えたので、ここからはしっとりとアコースティックで披露したいと思います」と「キミだけ」「a boy」をじっくり届けた。

フィナーレを間近にして、最近できたばかりという新曲もお披露目。最後のMCでは「皆さんにこれだけ伝えておきたいです」と前置きして、「これからもまっすぐまっすぐ音楽を届ける。この先いろんなことがあってもそれだけは変わらずに。この気持ちを受け取ってもらえればいいなと思います」と真摯に決意を語り、「これからも皆さんと一緒に歩いていきたいなと思います。よかったら一緒に歌ってください」と「Message」をプレゼントした。約2時間にわたるステージで全16曲を送った家入はこの日、観客への感謝を込めて終演後1人ひとりとハイタッチ形式でお見送りを敢行。ファンは思わぬサプライズに歓喜し、笑顔で会場をあとにしていた。