「ギャンブラー」は、「賭博者」の邦題で知られるフョードル・ドストエフスキーの中編小説を原作とした舞台。2022年に初演されたのち、フランスやポーランドで上演され、来年春にはイギリス・ロンドン公演が行われる。劇中では、ドイツの架空の街ルーレッテンブルクを舞台に、変化を望みながら“賭ける”しか術を持たない主人公“ぼく”と、彼を取り巻く人物たちの人間模様が描かれる。
演出を
開幕に際し、三浦は「ギャンブラーは再演の期待の声が多い作品でしたが、3年ぶりにようやく実現しました。久しぶりにドストエフスキーと向き合っていますが、全く古びることなくむしろ若々しさを感じています。それはきっと、今の世界情勢と重なる普遍性があるからでしょう。この作品はロンドン公演を控えていて、どのように受け止められるか楽しみでもあります。日本では、今日と明日の2回のみなので、どうかお見逃しなく!」とコメントした。
上演時間は約1時間20分。公演は明日8月30日まで。
地点「ギャンブラー」
開催日程・会場
2025年8月29日(金)・30日(土) ※公演終了
京都府 京都府立文化芸術会館
スタッフ
原作:フョードル・ドストエフスキー
翻訳:亀山郁夫
演出:
音楽:
出演
※学生チケットあり。
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木下 菜穂子(キノシタ ナホコ) @nahoco13
#地点「#ギャンブラー」@京都府立文化芸術会館
入った瞬間からカッコ良い舞台美術に胸爆上がり、舞台と共にまんまと感覚が翻弄され、気づけば世界に飲み込まれていた。お金の魔力、人種による偏見、どこかチェーホフを連想する台詞も迫る。音楽「空間現代」と俳優の共演、圧巻。余韻が清々しい。 https://t.co/A2UJspoMES