地点「ギャンブラー」開幕、空間現代の野口順哉「新展開をお見せできる作品になったのでは」

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地点「ギャンブラー」が本日1月12日に開幕する。

地点「ギャンブラー」より。(撮影:松見拓也)

地点「ギャンブラー」より。(撮影:松見拓也)

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今回地点が挑むのは、「賭博者」の邦題で知られるフョードル・ドストエフスキーの中編小説の舞台化。ドイツの架空の街ルーレッテンブルクでは、上流階級の人々が賭博に興じていて……。本作では、空間現代が音楽を担当する。

地点「ギャンブラー」より。(撮影:松見拓也)

地点「ギャンブラー」より。(撮影:松見拓也)[拡大]

演出を手がける三浦基は、上演に向けて、「きっと体験したことのない舞台になると思うので、どうかみなさん観にきてください。『ギャンブラー』は負ける話ですが、見ているぶんには楽しいものです。共に明るい気持ちになれますように!」とコメント。空間現代の野口順哉は「コラボレーションの在り方はマンネリに向かわず新展開をお見せできるような作品になったのではないかと思います」と自信をのぞかせた。

なお神奈川公演では連日アフタートークを実施。12日19:00開演回は湯山玲子、13日19:00開演回は長塚圭史、14日19:00開演回は亀山郁夫、15日15:00開演回は楯岡求美、16日15:00開演回は野口をゲストに招き、すべての回に三浦が出演する。公演は1月16日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ、19日から22日まで京都・京都芸術センター 講堂にて行われる。

三浦基コメント

KAATで本番を迎えます。充実した設備とスタッフワークに恵まれていることを実感しています。ここでしかできない追い上げに久しぶりに興奮しています。実は、空間現代がKAATでやるのは初めてになります。彼らともまた新しいチャレンジをしています。きっと体験したことのない舞台になると思うので、どうかみなさん観にきてください。「ギャンブラー」は負ける話ですが、見ているぶんには楽しいものです。共に明るい気持ちになれますように!

野口順哉コメント

方法の発見が先行するのではなくて、原作に寄り添うなかで方法が生まれてくるような、そんな制作段階をギリギリまで試みてきました。結果として、コラボレーションの在り方はマンネリに向かわず新展開をお見せできるような作品になったのではないかと思います。

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地点「ギャンブラー」

2022年1月12日(水)~16日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

2022年1月19日(水)~22日(土)
京都府 京都芸術センター 講堂

原作:フョードル・ドストエフスキー 
翻訳:亀山郁夫
演出:三浦基 
音楽:空間現代
出演:安部聡子石田大小河原康二窪田史恵小林洋平田中祐気、相生翠

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