世田谷パブリックシアター2025年度ラインナップにヘルマン・ヘッセ原作、白井晃演出「シッダールタ」ほか

世田谷パブリックシアターの2025年度ラインナップが、本日2月19日に発表された。

主催公演には、ワジディ・ムワワドが作劇、藤井慎太郎が翻訳、上村聡史が演出を手がける「みんな鳥になって」、アリスター・マクドウォールの戯曲を、永田景子の翻訳、田中麻衣子の演出で立ち上げる「キャプテン・アメイジング」、アメリカから初来日するアロフト・サーカス・アーツによる「ブレイブ・スペース」、生田みゆき演出のリーディング公演「不可能の限りにおいて」などがラインナップされた。

さらにピーピング・トム「トリプティック」、カンパニー・ルーブリエ / ラファエル・ボワテル「Ombres Portées / キャストシャドウ」、ヘルマン・ヘッセの小説を元に長田育恵が劇作、世田谷パブリックシアター芸術監督の白井晃が演出を担う「シッダールタ」や、シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.17-フィジカル- 高橋萌登・MWMW「新作公演」、泉鏡花の作品を原作に、藤本有紀が脚本、杉原邦生が演出、宮川彬良が音楽を担当する「黒百合」、ベルトルト・ブレヒトの原作、瀬戸山美咲の上演台本・演出による音楽劇「コーカサスの白墨の輪」といった演目が並んだ。

なお本日、白井をはじめ、上村、田中、生田、長田、高橋、杉原、瀬戸山が登壇する、ラインナップ発表会が東京都内で行われた。ステージナタリーでは追って、発表会の様子をレポートする。