本作は、
物語は、私立探偵の森田林深志(安田)とその姉・緑(山﨑)のもとに、開業医の鶏野村誠也(古田)と娘のマリア(川島)が現れ、「ある男を探してほしい」という奇妙な依頼を持ち込むことから動き出す。その男とは、深志の知り合いで、AV男優でありながら薬剤師という経歴を持つ夢園ドリオ(小松)であった。
プレスコールでは全3シーンが披露された。深志がドリオから3万円で購入した媚薬を「その薬、ポルノスターって言うんです!」と叫ぶ場面をきっかけに、安田をはじめキャスト全員がアゲアゲなダンスチューンに乗せてパラパラを踊り、会場をいかがわしくもキャッチーなノリに染め上げる。また、令美(高岡)が夫の誠也を鞭で打ち据えた直後、2人が歌唱しながら淡々とペアダンスを踊り、ハートマークを作ってみせるシュールなひと幕や、深志がギター演奏に加わるバンドシーンも公開された。1980年代のディスコサウンドに乗せて、エキセントリックなキャラクターたちが舞台上で暴れ回る、刺激と開放感に満ちた空間が展開した。
囲み取材には、安田、古田、高岡、川島、山崎、青木が登壇。すでに行われた大阪公演の思い出を問われると、安田は「みんなでいっぱい杯を交わしました(笑)。お芝居もしっかり作り上げて、裏でもちゃんと話す時間が多かったです」と振り返る。食事をした場所について、記者から一般の客もいるような居酒屋だったのかと問われると、安田は「はい、別に『ああっ!』と騒がれることもなかったですね」と回答。これに対し古田が「人気がないから(笑)」と自虐的に被せると、安田が「よく舞台やれてるな! 古田さんはいつもこうやって冗談しか言わないですね。ご飯のときも」と即座にツッコミを入れ、カンパニーの息の合った空気感をうかがわせた。
安田とは舞台「ジュリエット通り」以来、約11年ぶりの共演となる高岡は、安田の印象について「大人になってる! もっと(以前は)若々しかったもんね」と懐かしそうに微笑む。安田は「しっかり年取ってますから。せめて『渋くなりました』と言ってください(笑)」と返し、ブランクを感じさせない息の合った掛け合いを見せた。また、古田も「当然だけど芝居もうまくなっているし、セリフ術にしても舞台の立ち方にしても、本当に頼りになる存在」と、安田に信頼を寄せた。
また、ダンスシーンについて高岡が「私はダンスに慣れていないので、古田さんに引っ張ってもらって『違うよ』とか言われながらがんばっています」と明かすと、古田は「(自分が)独身だったら結婚を申し込んでいる」と衝撃発言。高岡は「この前も申し込んでくれましたよね(笑)」と余裕の笑みで受け流し、息の合ったコンビネーションを見せた。
娘役の川島は「最初はキャストを見て、皆さんキャラが強すぎて怖いなと思ったんですけど、実は波長が合っている不思議なカンパニーです」と分析。川島は劇中で古田と高岡に対しドSに当たり散らす役どころのため、「裏では謙虚にいようと気をつけています」と語ると、周囲から「えー、本当かなあ?(笑)」と愛のある野次が飛んだ。
7年前の「マニアック」にも出演していた山﨑は「この座組に参加できてとても楽しい。相方の山ちゃん(山里亮太)といるより、こっちのほうが心地良いかも(笑)」と笑いを誘う。「山ちゃんは基本的に私の舞台を観に来ないんですけど、『マニアック』で初めて観に来てくれた。今回も来ると言っていたので、思い切り“女優ぶって”やろうと思います」と意気込んだ。
最後に安田が「『ポルノスター』でしか出会えないキャラクターたちが、舞台ならではの自由さで暴れまわっています。テレビでは流せないような内容も、このクローズドな空間だからこそできること。しずちゃんや海荷ちゃんのこんな姿、古田さんや高岡さんのこんなお芝居……。“明るいエロ”っていいですね!(笑)それを堪能してください」とメッセージを送り、会見を締めくくった。
東京公演は3月28日から4月12日まで。その後、18・19日に福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホールで上演される。
PARCO&CUBE produce 2026「音楽劇 ポルノスター」
開催日程・会場
2026年3月8日(日)〜16日(月) ※公演終了
大阪府 森ノ宮ピロティホール
2026年3月28日(土)〜4月12日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場
2026年4月18日(土)・19日(日)
福岡県 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
スタッフ
作・演出:
出演
スウィング:谷澤和真 / 栗林みくり
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小松利昌 @shokunin777
あした、東京開幕!!
舞台の楽しさがいっぱいつまった作品です。
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