舞台「千と千尋の神隠し」ロンドンへ、橋本環奈・上白石萌音がスタンディングオベーションに感動

「舞台『千と千尋の神隠しSpirited Away』」イギリスのロンドン・コロシアム公演が去る4月30日に開幕。千尋役の橋本環奈、上白石萌音らの姿を収めた舞台写真とコメントが到着した。

これは、宮崎駿が監督を務めたスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」を、ジョン・ケアードの翻案・演出、今井麻緒子の共同翻案で舞台化する作品。同作は2022年に初演、昨年再演された。今回は3月の東京・帝国劇場公演を皮切りに全国で上演されるほか、4月から8月にかけてロンドン・コロシアムでも公演が行われる。

ロンドン公演でスタンディングオベーションを受けたことについて、橋本は「カーテンコールのあの熱狂を感じたとき、本当にすごいなと思いました」「温かい歓声で迎えられてうれしい」とコメント。またカンパニーメンバーが「大好き」だと言う橋本は「心から信頼できるみんなとロンドンの舞台に立てて本当にうれしく思います」と思いを口にする。

上白石はスタンディングオベーションで「浴びたことのない熱気を浴びて、しばらくボーっとしてしまうくらいびっくりしました」と明かし、「カーテンコールの最後に千尋がオンマイクで『ありがとうございました』と言うのですが、その瞬間に『私は日本人で、私たちは日本から来て日本語で作品を届けたんだな』という実感がせりあがって来てグッときました」と心境を述べた。

「舞台『千と千尋の神隠しSpirited Away』」ロンドン・コロシアム公演は8月24日まで。なお日本では5月19日まで福岡・博多座公演が行われており、27日から6月6日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、15日から20日まで北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruでも上演される。