橋本環奈・上白石萌音が完走誓う、舞台「千と千尋の神隠し」御園座で開幕

舞台「千と千尋の神隠しSpirited Away」愛知・御園座公演が、8月13日に開幕した。

舞台「千と千尋の神隠しSpirited Away」は、宮崎駿が監督を務めたスタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」の舞台化作品。昨年、ジョン・ケアードの翻案・演出により世界初演された。今回の上演版では初演に引き続き、千尋役を橋本環奈、上白石萌音がWキャストで務める。

8月13日に初日を迎えた橋本は、カーテンコールで「すごく大変なお稽古だったのですけど、1日1日新しいことが生まれていく瞬間に立ち会えて千尋として真ん中に立つことができて、毎日毎日ありがたく思っております」と語り、「今回は配信もありますので、皆さんがまた見たいと思ってくれたら、いろんな人に伝えて皆さん自身も観ていただけたらうれしいなと思います。最後に聞いて申し訳ないのですが、皆さん楽しんでいただけましたか！」と観客に問いかける。会場が拍手で応えると、橋本は「8月26日まで駆け抜けていきたいと思います。皆さん、本日は本当に有難うございました！」と結んだ。

上白石は、自身の初日となった8月14日公演のカーテンコールで「めっちゃ緊張しましたね」と笑い交じりに明かす。続けて上白石は「今回は晴れて海外からクリエイティブのスタッフの皆さんも大集合して、カンパニーに新しい仲間も加わって、本当に新作をやっているような気持ちで昨日はあまり眠れませんでした。こんなにぎゅっとしたお稽古期間で、こんなに深く信頼しあえる家族になれるんだなと思ってそれがうれしいですし、その一員でいられることの喜びをかみしめております」と胸の内を語り、「全員で誰一人欠けることなく走り切ります。応援よろしくお願いいたします！」とメッセージを送った。

御園座公演は8月26日まで。なお橋本が出演する20日12:00開演回と、上白石が出演する26日17:00開演回では、Huluストアでライブ配信が実施される。視聴料金は税込5500円。

また本作は今後、来年3月に東京・帝国劇場、4月から7月にかけてイギリスのロンドン・コロシアム、4月に御園座、4・5月に福岡・博多座、5・6月に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、6月に北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruでも上演される。