iakuが“小さな希望”を届ける「あつい胸さわぎ」再演に平山咲彩・枝元萌ら

iaku「あつい胸さわぎ」が、8月に東京と大阪で上演される。

本作は横山拓也が作・演出を手がけ、iakuが2019年に初演した作品。小説家を志して芸大に進学した千夏と、縫製工場で働く母・昭子は、裕福ではないが笑いの絶えない生活を送っている。2人はあることをきっかけに胸を高鳴らせ、色めき立っていた。しかし千夏が健康診断で再検査となったことで、彼女たちの生活はこれまで通りにはいかなくなり……。再演となる今回は、平山咲彩、ハイリンドの枝元萌、橋爪未萠里、田中亨、小松台東の瓜生和成が出演する。

横山は「現実がキツすぎて、新作を書こうとすると、あんまり優しい世界に辿り着けない。『これは光なのかな？』って思える程度の、小さな希望を見つけるのがやっと。だから『あつい胸さわぎ』を再演することにしました。この作品に取り掛かっている2022年夏、きっと僕は心丈夫です。皆さんにもこの作品に触れてもらって、『この世界、捨てたもんじゃないな』って思っていただけたら幸いです」とメッセージを送った。

公演は8月4日から14日まで東京のザ・スズナリ、18日から22日まで大阪・in→dependent theatre 2ndにて。チケットの一般販売は6月26日10:00にスタートする。