「粛々と運針」は、2017年に東京・新宿眼科画廊で初演され、2018年に全国ツアー、2022年にはPARCO PRODUCEとしてウォーリー木下の演出で上演された。同年、本作を原作に河出書房新社より小説「わがままな選択」も出版され、
作中では、平凡な2つの家庭に突如噴出した“命にまつわる葛藤”が、会話の応酬を通じて描き出される。子供を持たない約束をして一緒になった夫婦に、妊娠の気配が訪れた。一方、ある兄弟のもとでは、入院中の母が尊厳死を選ぶと言い出し……。
横山は「『粛々と運針』は、執筆当時、自らに作風を打ち破ることを課して挑み、実験の意味合いが強い初演になりました。しかし、これが書けたことで、演劇の自由度や懐の深さを改めて享受できたような気がしていて、大きな転換点となった作品とも言えます。小説の原作にしたり、PARCO PRODUCEとして上演してもらったり、小劇場の枠を越えていった作品でもあります」と振り返り、「この特別な思いがこもった作品を、僕の作品づくりの腹心、上田一軒氏が演出し、キャストも一新してお届けします。戯曲のブラッシュアップも済んでいます。どうぞご期待ください」と自信をのぞかせている。
上演時間は約1時間35分。チケットの一般販売は、新潟公演分が2月3日、東京公演分が6日10:00、大阪公演分が7日10:00にスタート。
横山拓也コメント
「作風」というものは、長く作品づくりをしていく中で徐々に形づくられていくもので、「粛々と運針」を書くまでの僕およびiakuの作風は、いわゆる一幕物でした。一つの場所に集まった人たちが、実時間の中で、ある問題に突き当たって右往左往する。そういう作風でやっていました。「粛々と運針」は、執筆当時、自らに作風を打ち破ることを課して挑み、実験の意味合いが強い初演になりました。しかし、これが書けたことで、演劇の自由度や懐の深さを改めて享受できたような気がしていて、大きな転換点となった作品とも言えます。小説の原作にしたり、PARCO PRODUCEとして上演してもらったり、小劇場の枠を越えていった作品でもあります。この特別な思いがこもった作品を、僕の作品づくりの腹心、上田一軒氏が演出し、キャストも一新してお届けします。戯曲のブラッシュアップも済んでいます。どうぞご期待ください。
iaku「粛々と運針」
開催日程・会場
2026年3月27日(金)〜30日(月)
大阪府 in→dependent theatre 2nd
2026年4月9日(木)〜19日(日)
東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
2026年4月25日(土)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
スタッフ
出演
※大阪公演はU-30、U-23チケット、東京公演は学生、高校生以下チケット、新潟公演はU-25チケットあり。
※鑑賞サポートあり。
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