「吉例顔見世大歌舞伎」が、昨日11月1日に東京・歌舞伎座で開幕した。
劇場正面に櫓を掲げ、初日の幕を開けた「吉例顔見世大歌舞伎」。第1部は、水口一夫が作・演出を担う「神の鳥(こうのとり)」で開始した。兵庫・豊岡市の出石永楽館で2014年に初演された本作は、国の天然記念物で、兵庫県の県鳥でもあるコウノトリの親子を主人公にした舞踊劇。“歌舞伎座版”として上演される今回は、狂言師右近実はこうのとり(雄鳥)と山中鹿之介幸盛を
第2部には「寿曽我対面」と「連獅子」がラインナップされた。「寿曽我対面」は十世坂東三津五郎の七回忌追善狂言として上演され、十世三津五郎の長男・
第3部でお披露目されるのは、
公演は11月26日まで。
「吉例顔見世大歌舞伎」
2021年11月1日(月)~26日(金)
東京都 歌舞伎座
第1部
一、「神の鳥(こうのとり)」
作・演出:水口一夫
出演
狂言師右近実はこうのとり(雄鳥) / 山中鹿之介幸盛:
狂言師左近実はこうのとり(雌鳥):
仁木入道:
傾城柏木:
赤松満祐:
二、「井伊大老 千駄ヶ谷井伊家下屋敷」
作・演出:北條秀司
出演
井伊直弼:
仙英禅師:
老女雲の井:
お静の方:
第2部
一、「十世 坂東三津五郎七回忌追善狂言 寿曽我対面」
出演
工藤左衛門祐経:
曽我五郎時致:
曽我十郎祐成:中村時蔵
小林朝比奈:
八幡三郎:
梶原平次景高:
化粧坂少将:中村梅枝
秦野四郎:
近江小藤太:
梶原平三景時:市川團蔵
大磯の虎:
鬼王新左衛門:
後見:
二、「連獅子」
作:河竹黙阿弥
出演
狂言師右近後に親獅子の精:
狂言師左近後に仔獅子の精:
浄土僧専念:
法華僧日門:
第3部
「花競忠臣顔見勢(はなくらべぎしのかおみせ)」
作:河竹黙阿弥、渡辺霞亭
補綴:戸部和久
構成・演出:
演出:
出演(五十音順)
顔世御前後に葉泉院 / 大鷲文吾:
河瀬六弥:
源蔵姉おさみ:
高師直 / 戸田の局 / 河雲松柳亭:市川猿之助
晋其角:
大星由良之助:
井浪伴左衛門:中村錦吾
桃井若狭之助 / 清水大学:
足利直義 / お園:
寺岡平右衛門:
大星力弥:
塩冶判官 / 槌谷主税:
龍田新左衛門:
赤垣源蔵:
小浪:
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佐久間真理子🌗 @sakumariko
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