「Re:BoostAge」が9月から12月にかけて北海道・札幌で実施される。
これは、アフターコロナへ向けた創作体制の強化と札幌演劇の活性化を見据えた連続公演企画だ。同企画では
開催に向け、南参は「微妙に世代が離れた札幌の3団体が、この逆境を突き破るべくプロジェクトを発足しました。互いがブースターとなり、互いが大気圏を突き破るために。地球がヤバけりゃ宇宙に行くまでです」とコメント。演劇家族スイートホームの山田雄基は「経験が浅いながらも、スイートホームもこの企画を支えられたらと思います。企画のスタートダッシュとなる公演、頑張ります!」と意気込みを語り、演劇公社ライトマンの重堂元樹も「こうして得た機会を無駄にする事無く、丁寧に、社会性を伴わせ演劇を立ち上げて行きたいと考えています」と思いを述べている。
演劇家族スイートホーム「砂浜も冷えるから」は9月17日から19日まで北海道・シアターZOO、演劇公社ライトマン「T.C.R/S.P.T」は11月6・7日に北海道・シアターZOO、yhs「夜明け前」は12月9・10日に北海道・札幌市教育文化会館 小ホールにて上演。なおyhsの公式YouTubeチャンネルでは各団体の主宰、作家、演出家による座談会が配信されている。
南参(yhs)コメント
この1年半ほどで分かったことは「ウイルスに対して演劇は無力」ということ。だけど「それでも演劇を止めることは出来ない」ということ。
微妙に世代が離れた札幌の3団体が、この逆境を突き破るべくプロジェクトを発足しました。互いがブースターとなり、互いが大気圏を突き破るために。地球がヤバけりゃ宇宙に行くまでです。
山田雄基(演劇家族スイートホーム)コメント
昨年スイートホームはずっと次回公演のことを考えていました。いつ演劇ができるのか……。そんな中で、Re:BoostAgeのお話をいただきました。不安を誰かと共有できる、相談できる環境のありがたさを実感しています。経験が浅いながらも、スイートホームもこの企画を支えられたらと思います。企画のスタートダッシュとなる公演、頑張ります!
重堂元樹(演劇公社ライトマン)コメント
ここ数年、持続可能な演劇活動を模索しながら創作を行う日々でした。そんな中で急速に変わりゆく社会の在り方は、我々が立ち止まり振り替えるには充分過ぎる程の衝撃と時間を与えてくれました。こうして得た機会を無駄にする事無く、丁寧に、社会性を伴わせ演劇を立ち上げて行きたいと考えています。
「Re:BoostAge」
演劇家族スイートホーム 新作公演「砂浜も冷えるから」
2021年9月17日(金)~19日(日)
北海道 シアターZOO
作・演出:高橋正子
出演(五十音順):菊地健汰、五島基愉、竹道光希、本庄一登、松尾佳乃子、山崎拓未、山田雄基
※高橋正子の「高」ははしご高が正式表記。
演劇公社ライトマン 新作公演「T.C.R/S.P.T」
2021年11月6日(土)・7日(日)
北海道 シアターZOO
作:上田龍成、遠藤雷太 ほか
演出:重堂元樹
yhs 新作公演「夜明け前」
2021年12月9日(木)・10日(金)
北海道 札幌市教育文化会館 小ホール
作・演出:
※初出時、人名表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
ステージナタリー @stage_natalie
「Re:BoostAge」始動、yhsら札幌の3団体の新作連続公演企画(コメント / 動画あり)
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