劇作家・清水邦夫、老衰のため84歳で死去

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劇作家の清水邦夫が4月15日12:46、老衰のため死去した。84歳だった。

清水は昨年12月から体調を崩しており、2001年6月に自身の作・演出により上演した「女優N-『戯曲推理小説』より」が最後の作品となった。葬儀・告別式は、近親者のみにて執り行われる。

清水は1936年、新潟県生まれ。早稲田大学在学中に発表した処女戯曲「署名人」でデビュー。大学卒業後は、岩波映画社勤務を経て、1965年にフリーとなり、劇作家としての活動を開始した。劇作家として、蜷川幸雄と数多くタッグを組んだほか、妻で女優の松本典子らと立ち上げた演劇企画・木冬社では、作・演出を手がけている。1974年に「ぼくらが非情の大河をくだるとき」で、第18回岸田國士戯曲賞を受賞し、1980年「わが魂は輝く水なり」で第8回泉鏡花文学賞、1983年「エレジー」で第35回読売文学賞を受賞した。

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