「三人姉妹」を全編ロシア手話で上演、レッドトーチ・シアター来日公演

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レッドトーチ・シアター「三人姉妹」が、10月18日から20日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。

レッドトーチ・シアター「三人姉妹」より。(Photo by Frol Podlesny)

レッドトーチ・シアター「三人姉妹」より。(Photo by Frol Podlesny)

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レッドトーチ・シアター「三人姉妹」より。(Photo by Viktor Dmitriev)

レッドトーチ・シアター「三人姉妹」より。(Photo by Viktor Dmitriev)[拡大]

レッドトーチ・シアター「三人姉妹」より。(Photo by Frol Podlesny)

レッドトーチ・シアター「三人姉妹」より。(Photo by Frol Podlesny)[拡大]

レッドトーチ・シアターは、ロシア・ノヴォシビルスクの州立劇場。本作では、レッドトーチ・シアターの芸術監督を務める演出家ティモフェイ・クリャービンが、全編ロシア手話でアントン・チェーホフの「三人姉妹」を立ち上げる。

来日公演に向けて、クリャービンは「チェーホフの『三人姉妹』はロシア演劇のバイブルです。そして日本でも多くの観客がこれまで何度もチェーホフの劇をご覧になっていると聞きました。日本の観客の皆さまも、私たちの『三人姉妹』に出会い、新しいチェーホフ劇の側面を発見できるものと確信しています」と自信を見せつつ、「この秋に東京芸術劇場で日本の観客の皆さまに観ていただけることをたいへん光栄に思っています」とコメントしている。上演時間は休憩ありの約4時間15分。なお本公演は東京芸術祭2019の1プログラム。

また、10月1日に東京・東京芸術劇場 シンフォニースペースで、本公演に関連したレクチャーイベント「21世紀ロシア演劇の挑戦~手話言語が拓く新たなる地平~」が開催される。詳細は公式ホームページを確認しよう。

ティモフェイ・クリャービン コメント

ティモフェイ・クリャービン

ティモフェイ・クリャービン[拡大]

ある日、私は街でろう者が手話で話をしているのを見かけました。 そこで何について話されているのか……
私には分かりませんでしたが、一方で私は彼らを完全に理解しているという感覚を得たのです。
そこから、手話は劇場において実に多くのことを表現できる道具になるのではないかと考えました。

チェーホフの「三人姉妹」はロシア演劇のバイブルです。
そして日本でも多くの観客がこれまで何度もチェーホフの劇をご覧になっていると聞きました。日本の観客の皆さまも、私たちの「三人姉妹」に出会い、新しいチェーホフ劇の側面を発見できるものと確信しています。

私たちが二年にわたる歳月をかけたこの舞台では、俳優たちもスタッフも特別な経験を数多く重ねて きました。その結果、この「三人姉妹」は、とても実験的かつ斬新な舞台に仕上がりました。
この秋に東京芸術劇場で日本の観客の皆さまに観ていただけることをたいへん光栄に思っています。

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レッドトーチ・シアター「三人姉妹」

2019年10月18日(金)~20日(日)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

作:アントン・チェーホフ
演出:ティモフェイ・クリャービン

出演:イリーナ・クリヴォノス、ダリア・イェメリャノワ、リンダ・アフメジャノワ ほか

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