オスターマイアー「暴力の歴史」関連の小冊子に松井周・山田由梨ら寄稿

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「暴力の歴史」が、10月24日から26日まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。

「暴力の歴史」より。

「暴力の歴史」より。

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東京芸術祭のメイン演目の1つ「暴力の歴史」は、ドイツの演出家トーマス・オスターマイアーが、フランスの作家エドゥアール・ルイの同名小説を舞台化したもの。本作では、ゲイの主人公の身に起きたレイプ被害と、それに対する周囲の反応を通し、差別や偏見などの可視化できない“暴力”を描き出す。

なお本作品の上演に関連し、日常に潜む様々な“暴力”について考える小冊子「暴力を考えるノート」が製作される。寄稿者には松井周山田由梨のほか、フランス語翻訳者の相川千尋、ライターの磯部涼、ミュージシャンの大森靖子、イラストレーター・コミック作家のカナイフユキ、エッセイストの金村詩恩、エディトリアル&グラフィックデザイナー+アーティストの宮越里子+super-KIKIが名を連ねた。配布時期、配布場所は追って発表される。

現在、ステージナタリーでは「暴力の歴史」特集を展開中。ドイツの演劇事情に詳しく、自身も多くのドイツ語圏作品を手がける演出家・小山ゆうなが、オスターマイアー作品の魅力を語っている。

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「暴力の歴史」

2019年10月24日(木)~26日(土)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

原作:エドゥアール・ルイ
演出:トーマス・オスターマイアー
出演:クリストフ・ガヴェンダ、ラウレンツ・ラウフェンベルク、レナート・シュッフ、アリーナ・シュティーグラー

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