本作は、神里が構成・出演、野村政之がドラマトゥルク、
南米移民たちの歴史について神里がレクチャーするパートと、セリフとダンスからなるパフォーマンス要素の強いパートで構成される本公演では、神里が肉の焼き加減をチェックしながら、すべてを1人で担う。レクチャーでは、アルゼンチン・ブエノスアイレスで神里が出会った神里の遠い親戚である日系人男性とのエピソードを軸に、「もしかしたら自分もここ(ブエノスアイレス)にいたのかもしれない」という想像力を用いて移民や国籍、言葉について考察する。開幕に際し、神里は「肉が焼けるのを待ちながら、かつて海を渡った南米の日系人たちの歴史について思いを馳せる旅のような時間になったらいいなと思います」とコメントした。
京都公演は1月20日まで実施され、その後、2月9日から17日まで神奈川・CASACOにて上演される。上演時間は約1時間40分を予定しているが、肉の焼け具合によって多少の変動あり。
神里雄大コメント
炭火で肉を焼きながらパフォーマンスをするという世界初(?)の試みです。肉が焼けるのを待ちながら、かつて海を渡った南米の日系人たちの歴史について思いを馳せる旅のような時間になったらいいなと思います。ぜひ足をお運びください。
神里雄大 / 岡崎藝術座 新作レクチャーパフォーマンス「いいかげんな訪問者の報告(アサード・おにぎり付き)」
2019年1月16日(水)~20日(日)
京都府 京都芸術センター フリースペース
2019年2月9日(土)~17日(日)
神奈川県 CASACO
構成・出演:
ドラマトゥルク:野村政之
振付:
関連記事
神里雄大のほかの記事
リンク
- 岡崎藝術座
- 岡崎藝術座 (@okazaki_art_the) | Twitter
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
京都芸術センター @Kyoto_artcenter
ステージナタリーさんにご掲載いただきました! https://t.co/KeQTwRkcCM