地点×空間現代の“真っ向勝負”三浦基が立ち上げる「グッド・バイ」開幕

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地点「グッド・バイ」が昨日12月13日に京都・京都芸術センター 講堂で開幕した。

地点「グッド・バイ」より。(撮影:片山達貴)

地点「グッド・バイ」より。(撮影:片山達貴)

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地点「グッド・バイ」より。(撮影:片山達貴)

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本作は太宰治の遺作にして未完の小説「グッド・バイ」をモチーフに、敗戦から太宰の死までの間に書かれた小説をコラージュした作品。音楽は空間現代が手がけ、舞台美術を杉山至、衣装をコレット・ウシャールが担当。出演者には安部聡子石田大小河原康二窪田史恵小林洋平田中祐気、黒澤あすかが名を連ねた。

地点「グッド・バイ」より。(撮影:片山達貴)

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開幕に際し、演出の三浦基は「太宰は日本のチェーホフだと思います。それを実感できる作品になりました。ぜひみなさんにも劇場で楽しんでいただきたいです」とメッセージを送り、空間現代の野口順哉は「今回は無音と大音量のギャップを活かしたこれまでの作品とは違い、常に演奏が中ぐらいの音量で鳴り続けています。演劇とのコラボレーションとしては、ベーシックな関係性だからこそ、誤魔化せない。真っ向勝負してます」と期待を煽っている。

地点「グッド・バイ」の京都公演は12月16日まで行われ、その後12月20日から27日まで東京・吉祥寺シアターで上演される。

三浦基コメント

久しぶりの空間現代との新作で、ぎりぎりまで調整が続きました。やっと初日を迎える事ができて良かったのですが、どんどんアイディアが浮かんできました。ということで、まだまだ稽古して面白くなります。乞うご期待。
太宰は日本のチェーホフだと思います。それを実感できる作品になりました。ぜひみなさんにも劇場で楽しんでいただきたいです。

野口順哉コメント

険しい道のりをなんとか走りきった、というのが初日を終えた感想です。今回は無音と大音量のギャップを活かしたこれまでの作品とは違い、常に演奏が中ぐらいの音量で鳴り続けています。演劇とのコラボレーションとしては、ベーシックな関係性だからこそ、誤魔化せない。真っ向勝負してます。たくさんの人に観てもらいたいと思っています。

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地点「グッド・バイ」

2018年12月13日(木)~16日(日)
京都府 京都芸術センター 講堂

2018年12月20日(木)~27日(木)
東京都 吉祥寺シアター

原作:太宰治
演出:三浦基
音楽:空間現代
出演:安部聡子石田大小河原康二窪田史恵小林洋平田中祐気、黒澤あすか

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