11月に上演される「体内活劇『はたらく細胞』」のビジュアル撮影が、8月中旬に東京都内のスタジオで行われた。
「はたらく細胞」は白血球、赤血球、血小板などの細胞を擬人化した
撮影後の取材には和田と七木が参加。和田は「撮影は今日で2回目ですが、前回の第1弾ビジュアルが公開されたときの反響がすごく大きくてありがたいです。今回はキャラクターによりなじんだ実感があって、写真の出来もいいと思います」と手応えを述べる。七木は「お茶を飲む場面や(赤血球が)白血球さんを台車で轢いちゃうシーンなど、“なごみ系”のカットも楽しく撮らせていただきました」と振り返り、続けて「和田さんは白血球さんの“レセプター”がすごく似合っています!」と告げると、和田は「それはうれしくない(笑)!」と笑顔でツッコミを入れ、スタジオを笑いで包んだ。
細胞という役どころについて和田は「まさか自分が白血球役をやるとは思わなかったです(笑)。人間の体内で働いている細胞たちの物語ということもあり、最近はより一層自分の体を大事にするようになりました。1番の健康管理法は“野菜をたくさん食べること”ですね」と話し、原作に登場する熱中症のエピソードに触れると、「マンガを読んで、体の中に水分が届くことが本当に大切だと教わったので、今まで以上にこまめに水分を摂るようになりました」と続けた。七木もこれに同調し、「夏場は特に水分と塩分が大事ですよね。お水だけじゃなく塩飴で塩分も摂るようにしています」と自身の夏バテ防止法を明かした。
七木は今回のオファー時を回想し「最初は細胞のお話ってどういうことだろう?と思いましたが、『はたらく細胞』というタイトルを知って、面白そう!となりました。なかなかない役を演じられるので楽しみです」と述べ、「赤血球は作中でとにかく道に迷っているのですが、私も小さい頃はよく迷子になっていたので、気持ちがよくわかります。迷子の経験を作品に役立てたいですね(笑)」と発言し、場を和ませる。和田は役作りについて「原作の中にあるヒントを借りつつ、自分なりの思いも入れながら白血球役を成立させていきたいです」と意気込んだ。
舞台版の特色について和田は「客席を体内に見立てて、お客様も参加できる舞台になりそうです。僕はなるべくお客様と同じ世界を生きたいと思っていて、『はたらく細胞』はそれがわかりやすくできるんじゃないかなと思います」と語る。七木は「みんなで健康になって自分の体を大切にしていただけるような舞台にできたらと思います」と目標を掲げた。
最後に和田は「“人間の体内で白血球がウイルスを倒す”という、シンプルかつ身近なお話だから、原作を知らない方にも楽しんでいただけると思います。僕らは作品の世界に連れて行くことが役目なので、劇場という体内で一緒に戦っていただけたらうれしいです」と観客にメッセージを送った。
公演は11月16日から25日まで東京・シアター1010にて。チケットのプレイガイド先行は9月24日まで受け付けられ、一般販売は10月13日10:00に開始される。
「体内活劇『はたらく細胞』」
2018年11月16日(金)~25日(日)
東京都 シアター1010
原作:
脚本:
演出:
キャスト
白血球(好中球):
赤血球:
キラーT細胞:
一般細胞:
ヘルパーT細胞:
NK細胞:
ナイーブT細胞:
マクロファージ:
制御性T細胞:
樹状細胞:
B細胞:
血小板:岸田結光、森田恵、木内彩音
アンサンブル:
化膿レンサ球菌:
インフルエンザウイルス感染細胞:
肺炎球菌:
黄色ブドウ球菌:
※高久健太、高木俊の「高」ははしご高が正式表記。
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