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月組「All for One」珠城&愛希、剣士と王のコミカルなロマンス熱演

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宝塚歌劇月組「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』~ダルタニアンと太陽王~」通し舞台稽古より、珠城りょう演じるダルタニアン(中央)。

宝塚歌劇月組「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』~ダルタニアンと太陽王~」通し舞台稽古より、珠城りょう演じるダルタニアン(中央)。

宝塚歌劇月組「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』~ダルタニアンと太陽王~」の東京公演が、本日9月1日に東京・東京宝塚劇場にて開幕。これに先がけ、通し舞台稽古と囲み取材が本日行われた。

小池修一郎が脚本・演出を手がける本作は、デュマの小説「三銃士」から着想を得た“ロマンチック・アクション・ミュージカル”。太陽王と呼ばれたルイ14世が治めるフランスを舞台に、王の剣の稽古相手に任命されたダルタニアンの冒険や、彼とともに戦う三銃士との友情を描いた物語だ。

銃士隊隊員のダルタニアンを演じるのは、トップスターの珠城りょう。ルイ14世役をトップ娘役の愛希れいか、三銃士のアラミス役を美弥るりか、アトス役を宇月颯、ポルトス役を暁千星が務め、銃士隊と敵対する護衛隊の隊長・ベルナルド役には月城かなとがキャスティングされている。珠城は素早い剣さばきと力強いアクションで観衆を魅了。また下級生時代に男役から娘役へ転身した経験のある愛希は、男性として育てられたルイ14世が持つ男性的な面、女性的な面を見事に演じ分けた。また劇中にはロマンティックな場面から、銃士隊と護衛隊による激しいアクションシーン、そしてキャスト陣が全力で挑むコミカルなシーンまで、幅広い演出が盛り込まれている。

公開稽古後の囲み取材には、珠城と愛希が出席。珠城は兵庫・宝塚大劇場公演を振り返り、「観客の皆さんが楽しんでくださっていたことが私たちにも伝わってきました。東京公演でも楽しいひとときを過ごしていただければと思います」と笑顔で語り、愛希は「私自身も楽しく、ワクワクした気持ちで毎日演じさせていただいています。観てくださったお客様に『明日からまたがんばろう』という気持ちになってもらえるよう、一生懸命努めます」と意気込みを述べた。

本作の見どころを問われた珠城は「ダンスナンバーにアクションシーンに、見どころがあり過ぎて申し上げにくいのですが……コメディ作品ですので面白い場面もたくさんあります(笑)」とニコリ。またルイ14世の出生の秘密が明かされるナンバー「呪われた運命」がお気に入りだと語り、「ちゃぴ(愛希)の表情がクルクルと変わるので、ぜひそこに注目して観てほしい」と観客に呼びかけた。

ルイ14世を演じるうえで、特に低い声を出すことに苦労したという愛希は「男役の方々にアドバイスをいただきながら練習しました」と稽古でのエピソードを明かし、「王としての威厳ある振る舞いと、恋する女の子との対比をコミカルに演じられたら」と意欲を見せた。公演は10月8日まで。また千秋楽の模様は日本全国、および香港、台湾の映画館で生中継される。

宝塚歌劇月組「浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』~ダルタニアンと太陽王~」

2017年9月1日(金)~10月8日(日)
東京都 東京宝塚劇場

脚本・演出:小池修一郎
出演:珠城りょう愛希れいか美弥るりか宇月颯月城かなと暁千星 ほか

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