「超体感ステージ『キャプテン翼』」が、昨日8月18日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて開幕。これに先がけて公開ゲネプロと囲み取材が行われた。
多彩な必殺技が登場するマンガ「キャプテン翼」を舞台で表現するため、身体能力の高い出演者たちがキャスティングされた本作。白熱の試合シーンでは、アクロバティックな彼らの動きと映像が融合する。また客席のプレミアム体感シートに用意された“ハプティックウェア”を全身に装着すると、キックの感触やシュートを受けた衝撃、登場人物の心臓の鼓動と連動してウェアが振動。香りを使った演出も導入され、タイトル通り「超体感ステージ」が体現された。
試合も終盤になると、
ゲネプロ後に行われた囲み取材には、元木を始めキャスト15名が登壇。記者から役作りの方法について質問された松井は「日焼けです!」と笑顔で答える。大がかりなワイヤーアクションについて大曽根は「当初はスカイラブハリケーンを本当に(ワイヤーなしで)やろうと思って練習したんですけど、原作でも(身体への負担が大きくて)何発もできない技なんですね。それを何回も練習してたら足がガクガクになってしまって。どうしたらケガのない形でできるか考えて、今の形になりました」と苦労を語った。
元木は本作について、「今回は『超体感ステージ』ということでハプティクスやフレグランスの演出など、新しいことに挑戦しています。動けるキャスト陣も多いので、今までに観たことがないものがついに(世に)出るのが楽しみです」と述べる。続けて「見どころとしては新しい装置やキャストの身体能力っていうのもあるんですけど、スポーツならではの熱さがあると思ってます。その熱量を感じてほしいです」と締めくくった。公演は9月3日まで。
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超体感ステージ「キャプテン翼」
2017年8月18日(金)~9月3日(日)
東京都 Zeepブルーシアター六本木
総合演出:EBIKEN(蛯名健一)
脚本・演出アドバイザー:加世田剛
振付:
キャスト
大空翼:
若林源三:
日向小次郎:
岬太郎:
三杉淳:
松山光:
早田誠:
新田瞬:
次藤洋:
若島津健:
石崎了:
立花政夫:大曽根敬大
立花和夫:
ロベルト本郷:
見上辰夫:
デューター・ミューラー:
カール・ハインツ・シュナイダー:
エル・シド・ピエール:西馬るい
カルロス・サンターナ:AKI
エイブ・レオン:松永一哉
ノエル・ポポロ:
山守ジェネラルマネージャー:
アンサンブル
高澤礁太、西田直樹、正宗雄太、水島勇貴、片山大樹
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