本作は1992年に初演後、1995年、2000年、2010年と上演を重ね、このほど6年ぶりに5度目の再演を果たすキャラメルボックスの代表作。坂本竜馬に強く憧れる乗り物酔いのひどいツアーコンダクターの岡本が、目の前に現れた竜馬に叱咤激励されながら困難に立ち向かい、成長していく姿が描かれる。
今回は「アナザーフェイス公演」と銘打たれ、
ステージナタリーでは「White」バージョンのゲネプロの様子をお届け。岡本役の三津谷は2時間の上演時間のうち、ほとんど出ずっぱりだ。「キャラメルボックス史上最も過酷な主役」の触れ込み通り、息もつかせぬジェットコースターのような展開に翻弄される役どころを表情豊かに演じる。また、大内演じる竜馬と陳内扮する土方歳三による迫力の立ち回りシーンも見どころ。スピード感ある劇進行の一翼を担っていた。
サンシャイン劇場での公演は6月12日まで。その後、6月16日から20日にかけて兵庫・新神戸オリエンタル劇場へと巡演する。
演劇集団キャラメルボックス featuring D-BOYS「また逢おうと竜馬は言った」
2016年5月28日(土)~6月12日(日)
東京都 サンシャイン劇場
2016年6月16日(木)~20日(月)
兵庫県 新神戸オリエンタル劇場
脚本・演出:
出演
Black:
White:三津谷亮、大内厚雄、渡邊安理、山田悠介、小多田直樹、前山剛久、原田樹里、前田綾、実川貴美子、大滝真実、岡田達也、陳内将
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仲村和生 @KazuoNakamura
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