柴咲コウとJUNO REACTOR、夢のツーマンライブ大盛況

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柴咲コウとJUNO REACTORのツーマンライブ「HMV THE 2MAN 柴咲コウとJuno Reactor」が、昨日8月7日に東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催された。

柴咲コウ(Photo by KOTARO MANABE)

柴咲コウ(Photo by KOTARO MANABE)

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このライブは“感覚的に新しい組み合わせ”をコンセプトに不定期で開催されているHMV主催のツーマン企画で、今回は柴咲コウと彼女が愛してやまないJUNO REACTORとの競演が実現。JUNO REACTORの本編ラストでは柴咲とともにコラボ楽曲も披露されるなど、見どころの多いライブとなった。

柴咲はバンドを率いて登場し、真っ赤な照明がステージを照らす中で「血の色」からライブの口火を切った。バンドメンバーが激しいロックサウンドを響かせ、会場の熱気を一気に高めていく。「ANOTHER:WORLD」で柴咲は、疾走感あふれるビートにあわせて腕を突き出しながら伸びやかな歌声を披露。続くMCでは今回のライブについて「18歳くらいのときからずっと好きだったJUNO REACTORと同じ舞台に立てるっていうのもなんだか夢のようなんですけど、昔の自分に言ってあげたいですね、『自分をあきらめなきゃ、願いは叶うんだよ』って」と興奮ながらに語った。

拍手が沸き起こる中「パラレルワールド・リーディング」のイントロが流れると、冒頭のロックな雰囲気から一転してエレクトロ系のシンセサウンドが会場を包み込んでいく。「cosmic rainbow」では柴咲が軽快なステップを踏みながらステージを歌い歩き、観客に笑顔と歌声を届ける。そのまま間髪入れずに「東京! もっと盛り上がってこうぜ!」と叫び、ファンキーなナンバー「無形スピリット」を熱唱した。

続けて柴咲はテンションを保ったまま全編英語の「Graspin' all of it」、骨太なギターリフが響き渡る「ゲノミクロニクル」を立て続けに投下。その後のMCで「今日こういう形で皆さんと会えてすごくうれしかったです、どうもありがとうございました」という感謝の言葉に続き、「あっという間の時間でしたがラストの曲を聴いてください!」と曲紹介をすると、ラストにぴったりの楽曲「サヨナラブ」を披露する。柴咲は歌詞の内容にあわせて手を振ったり、目を隠すといった情感豊かなパフォーマンスを見せつつ、透明感のある力強い歌声を会場に響かせて最後は投げキッスとともに熱気の残るステージをあとにした。

転換をはさみ、JUNO REACTORのステージが幕を開ける。この日のメンバーはベン・ワトキンスをはじめ、バッジー(Dr)、SUGIZO(G / LUNA SEA、X JAPAN)、マリ・マツァール(Dance, Percussion)、ハムシカ(Vo)の5人で、まずインド人女性ボーカリストのハムシカが1人ステージに登場し、インド民謡調のアカペラ楽曲を披露。そしてベンがステージに現れ、サイケデリックなナンバー「FINAL FRONTIER」をプレイすると、強烈な低音が会場を飲み込んでいく。そしてハムシカと入れ替わるように、女性ダンサーのマリ、SUGIZO、バッジーが登場。マリは楽曲にあわせた妖艶なダンスで、SUGIZOは独特のギターノイズやきらびやかなギターソロで観客を魅了していった。

JUNO REACTORのライブはほぼノンストップで行われたが、終盤にはSUGIZOがマイクを持ち「東京の皆様、JUNO REACTORでございます。紹介しましょう、我らがトランス仲間、日本屈指のディーバ柴咲コウ」とゆったりした口調で柴咲をステージに招く。オーディエンスとメンバーからの拍手に迎え入れられた柴咲は、「柴咲コウとJUNO REACTOR」名義のコラボ楽曲「Intoxicated」でJUNO REACTORとのライブ共演が実現。柴咲はベンやSUGIZOと寄り添いながら、熱いパフォーマンスを見せつける。ラストに披露されたJUNO REACTORの代表曲「Pistolero」では、SUGIZOが情熱的なギターを奏で、柴咲とハムシカが美しいコーラスワークで楽曲に華を添えた。そのままメンバーと柴咲はエキサイティングなセッションを繰り広げ、興奮が最高潮に達したところでステージは幕を下ろした。

なおライブで披露された柴咲コウとJUNO REACTORの「Intoxicated」は8月10日にローソンHMV限定でリリースされる。

HMV THE 2MAN 柴咲コウとJuno Reactor
2013年8月7日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

柴咲コウ

01. 血の色
02. ANOTHER:WORLD
03. パラレルワールド・リーディング
04. cosmic rainbow
05. 無形スピリット
06. Graspin' all of it
07. ゲノミクロニクル
08. サヨナラブ

JUNO REACTOR

01. HAMSIKA Vocal
02. FINAL FRONTIER
03. INVISIBLE
04. GUILLOTINE
05. TRANS SIBERIAN
06. GOD IS GOD
07. ZOMBIE
08. NAVRAS
09. Intoxicated(with 柴咲コウ)
10. Pistolero(with 柴咲コウ)

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読者の反応

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DJ BUG @djbugjp

元々柴咲コウがJUNO REACTORファンだったんよ。ライブもやってる。 https://t.co/GUYJMLT96g https://t.co/qqWxz1CIMc

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