大友良英、SHINCO+ロボ宙が郡山サマースクールで講義

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小説家の古川日出男が8月24日と25日に、出身地である福島県郡山市にてサマースクール「ただようまなびや 文学の学校」を開校。この企画に大友良英やSHINCO(スチャダラパー)+ロボ宙(脱線3)が参加する。

大友良英とは?

1959年、神奈川県生まれ福島県育ちの音楽家。主な演奏楽器はギターとターンテーブル。1990年にGROUND-ZEROを結成後、国内外で作品のリリースやライブを行う。GROUND ZERO解散後はフリージャズやノイズミュージックのフィールドで活動を続ける傍ら、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENなどさまざまな音楽プロジェクトへ参加する。劇伴制作にも定評があり、「アイデン&ティティ」(2003年)、「色即ぜねれいしょん」(2009年)といった映画、「クライマーズ・ハイ」(2005年)や「その街のこども」(2010年)、「とんび」(2012年)といったヒットドラマで手腕を振るう。さらに現代美術やメディアアートの分野でも評価が高く、音響機器を利用した展示作品「without records」「ensembles」などの展示を国内外で開催している。2011年には東日本大震災を受けて、自身が10代を過ごした福島県で「プロジェクト FUKUSHIMA!」を展開。野外音楽イベント「フェスティバル FUKUSHIMA!」の開催をはじめとした一連の活動が評価され、2012年度の「芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門」を受賞し話題を集めた。2013年には、連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当。ドラマのヒットと共にその劇伴にも注目が集まり、サントラや劇中歌などが次々とCD化された。また「あまちゃん」のオープニングテーマと劇中歌である「潮騒のメモリー」の2曲で「第55回 輝く!日本レコード大賞」の作曲賞をSachiko Mとともに受賞。「第64回NHK紅白歌合戦」にも出演した。2014年にはアジア各地の音楽家の交流プロジェクト「ENSEMBLES ASIA」を国際交流基金と共に立ち上げる。2017年に、札幌国際芸術祭の芸術監督に就任。2019年にはNHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当し、福島を代表する夏祭り「福島わらじまつり」改革のディレクターも務めている。

大友良英

大友良英

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「ただようまなびや 文学の学校」は個人が「自分の言葉」を発信できるようにすることを目的とした新企画で、大友、SHINCO、ロボ宙といったアーティストのほか、翻訳家の柴田元幸、脚本家の吉田紀子、社会学者の開沼博、小説家の川上弘美といった各分野のプロたちが講義やワークショップを行う。会場は各日ごとに異なり、24日はデコ屋敷本家大黒屋に25日はこおりやま文学の森資料館・ミューカルがくと館で開催される。

受講料は無料で、各講座は事前予約制。定員になり次第申し込みが締め切られるのでご注意を。

ただようまなびや 文学の学校

2013年8月24日(土)福島県 デコ屋敷本家大黒屋
2013年8月25日(日)福島県 こおりやま文学の森資料館・ミューカルがくと館
<講師>
古川日出男 / 柴田元幸 / 大友良英 / 吉田紀子 / 開沼博 / SHINCO(スチャダラパー)+ロボ宙(脱線3)/ 川上弘美 / 浜田真理子 / 吉増剛造

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