「HOTEL GLAY」2日目でEXPO開催含む驚愕の7大発表

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GLAYのスペシャルライブ「GLAY STADIUM LIVE 2012 THE SUITE ROOM in OSAKA NAGAI STADIUM supported by glico」の2日目公演が、7月29日に大阪・長居スタジアムにて行われた。「BIG SURPRISE PARTY」と銘打たれたこの日は、初日に続いてメンバー別のメドレーが披露されたほか、数々の重大発表も行われ、最初から最後までファンを狂喜させる一夜となった。

7月29日の「BIG SURPRISE PARTY」で熱唱するTERU(写真右)とJIRO(写真左)。

7月29日の「BIG SURPRISE PARTY」で熱唱するTERU(写真右)とJIRO(写真左)。

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写真は7月29日の「BIG SURPRISE PARTY」の模様。

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熱いパフォーマンスを披露したTERU(写真左)とHISASHI(写真右)。

熱いパフォーマンスを披露したTERU(写真左)とHISASHI(写真右)。

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開演前には「HOTEL GLAY」総支配人のTAKURO(G)がステージ中央から登場し、日本語や中国語、韓国語などを交えて挨拶を行い、会場だけでなくライブビューイングで楽しんでいる各地のファンにもメッセージを送った。そして昨日の初日公演での各メンバーの様子を振り返って会場を笑わせつつ、「僕たちの心はこの長居スタジアムのみならず、日本各地や世界中の人たちとつながっています」と語り、2日目への決意をアピールした。

そして1曲目は、JIRO(B)が1人でメインステージに現れ、残るTERU(Vo)とHISASHI(G)、TAKURO(G)がアリーナ後方のサブステージに登場して始まった「SHUTTER SPEEDSのテーマ」。「BIG SURPRISE PARTY」というタイトルにふさわしいオープニングに、会場は早くも狂乱状態となった。全員がメインステージへ戻ると、そのまま「everKrack」「彼女の“Modern…”」「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」と、新旧のハードなロックチューンを連続で披露。「everKrack」ではビデオクリップにも出演したお笑い芸人の永野が客席に現れ、マシンガンを手にビデオクリップさながらの「メンバーを自主的に守る」シーンを披露して客席を沸かせた。

さらに彼らがこの日の舞台である関西地方への思いを込めた新曲「Route 5 Bayshore line」を演奏し、地元のファンを喜ばせる。その後は初日も披露されたメンバー別のメドレーへ。最初を飾ったHISASHIのメドレーでは、ステージ中央のガチャガチャを模したセットから、巨大なバルーンが客席にいくつも投げ込まれる。直後のソロコーナーで大先輩hideの「ROCKET DIVE!!」を熱唱した後、HISASHIは「長居の熱で日本中を、世界中を熱くしていこう!」と絶叫した。

サブステージで披露された次のパートでは、TERUが「先程HISASHIがhideさんを思って歌いましたが、この曲もhideさんを思って作った曲です」と空を指差しながら語る。そして始まった曲は「STARLESS TONIGHT」。観客全員の思いのこもった大合唱が、会場上空に美しく響き渡る。HISASHIは前曲に引き続きhideモデルのギターを奏で、オーディエンスと一体になってその思いを伝えていた。続いてはTERUのメドレーへ。「BACK-UP」では観客全員が拳を上げ、「週末のBaby Talk」ではTERUの煽りに応えて腕を振り、それぞれの曲を全身で楽しんでいる様子を見せた。

そのあとはメンバー全員がオーディエンスに向けて挨拶。サポートメンバーのTOSHI(Dr)は「この絶景、ここでドラムを叩けるのは最高です。この暑さに負けない俺のビートで、最高のおもてなしをします」と宣言。SEI(Key)はこのライブに向けてオープニングを飾る「HOTEL GLAY」の社歌の制作やエンディングテーマのアレンジなど、数々の無茶ブリをメンバーから受けてきたことを語る。そしてこの映像を見ている未来の自分に向けて「誠一郎、見てるか! お前は偉いよ、そうやってがんばったから素晴らしいライブになったんだよ」と呼びかけ、会場を笑わせていた。SEIのMCを受けてTERUもカメラに向かい「TERU、本当にがんばったね。iPodにこのセットリストを入れて、毎日10kmぐらい走ってたよね。その成果が次の曲で試されるけど、走れるよね」と話す。自分を鼓舞したTERUが歌い始めた曲は「RUN」。「走るぞー!」と絶叫したTERUはそのままアリーナ外周の花道を軽やかに走り抜けながら歌い、見事に“成果”をアピールした。

本編終盤、日が暮れ始めた時間帯に披露されたのはJIROのメドレー。カラフルなLEDの演出に彩られて「Ruby's Blanket」「THE BIRTHDAY GIRL」といったアッパーなナンバーが演奏され、場内を熱狂させた。そして本編ラストを飾った曲は「BURST」。「持ってる力全部吐き出せ!」というTERUの言葉に、5万人の観客は力の限りの叫びで応えていた。

アンコールの直前、ビジョンでは「7 BIG SURPRISES」として、今後のGLAYの予定が次々と発表された。「2012年年末に46枚目・47枚目のシングルをリリース」「2013年新春にアルバム『JUSTICE』『GUILTY』2枚同時リリース」「2013年2月から全国アリーナツアー」「2013年春に初の海外ツアー開催」「2013年夏に函館で野外ライブ開催」「2014年にドーム公演開催」というビッグニュースの連発に、5万人の観客は狂喜する。そして7つ目、デビュー20周年の2014年に伝説の大型ライブイベント「GLAY EXPO」を東北で開催することが発表されると、場内にはすさまじい歓喜の絶叫が響き渡った。

ステージに現れたTERUは「僕たちはここで宣言します。僕たちはこれからもずっとずっと約束を守るバンドとして活動していきます。絶対に解散はしません!」と高らかに宣言。そして「あの歌を一緒にEXPOで歌おうと言ってツアーを周ってきました。ここで東北に愛してるよという気持ちを伝えるために、2年後のEXPOを胸に秘めて歌いましょう」と「BELOVED」へつなげる。スタジアムの全員が「GLAY EXPO」を夢見ながら合唱し、開催の地・東北へ思いをはせていた。

続く「南東風」では南流石とダンサーチームが登場し、5万人と同じ振り付けで盛り上がる。真夏の野外ライブならではの演出をメンバーもオーディエンスも笑顔で楽しんだ。そのあとはTAKUROのメドレーで「Winter, again」「誘惑」「HOWEVER」など、大ヒット曲が次々と演奏される。「このメドレーだけは計1000万枚!(笑)」というTERUの言葉どおり、おなじみのナンバーの連発に場内の熱気は再び上昇した。

「この長居スタジアムの構想を持ち始めて約1年、今年に入って実現させるためにずっとずっと必死になってやってきました。最後の曲になってしまいますが、この曲を僕らが一緒に持った夢を現実にした証として歌ってほしいと思います」というTERUの言葉に続いて、いよいよ2日間の「HOTEL GLAY」を締めくくる最後の曲「Bible」へ。TERUはその思いを会場の隅々まで届けるように、花道をダッシュしながら絶唱し、JIROも目を潤ませながらベースを奏でていた。

メンバー全員がフロートに乗ってアリーナを1周し、会場に最後の挨拶を行ったあと、TERUは「今日はGLAY史上最長のライブになりました。これからもみんなの愛情をたくさんGLAYに注いで、GLAYという小さな花を一緒に満開に咲かせてほしいなと思います。これからもよろしくお願いいたします!」と叫ぶ。約4時間にわたる「HOTEL GLAY」2日目は、彼らとファンにとって新たな道の第一歩となった。

「GLAY STADIUM LIVE 2012 THE SUITE ROOM in OSAKA NAGAI STADIUM supported by glico」
2012年7月29日 長居スタジアム「BIG SURPRISE PARTY」セットリスト

01. SHUTTER SPEEDSのテーマ
02. everKrack
03. 彼女の“Modern…”
04. 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
05. Route 5 Bayshore line
06. Blue Jean
07. GLAYメドレー CASE OF HISASHI(neuromancer~Cynical~アイ~GIANT STRONG FAUST SUPER STAR)
08. HISASHI SOLO(20th Century Boy~Rhapsody~サバイバル~Beat it~Walk This Way~Bad Feelin'~Layla~ROCKET DIVE!!)
09. STARLESS NIGHT
10. GLAYメドレー CASE OF TERU(Lock on you~BACK-UP~BLAST~Little Lovebirds~週末のBaby talk)
11. RUN
12. 生きてく強さ
13. FAME IS DEAD
14. GLAYメドレー CASE OF JIRO(BUGS IN MY HEAD~mister popcorn~Ruby's Blanket~AMERICAN INNOVATION~THE BIRTHDAY GIRL)
15. Chelsea
16. BURST
<アンコール>
17. BELOVED
18. 南東風
19. GLAYメドレー CASE OF TAKURO(Winter, Again~口唇~誘惑~サバイバル~HOWEVER)
20. Bible

GLAY ARENA TOUR 2013 "JUSTICE & GUILTY"

2013年2月23日(土)大阪府 大阪城ホール
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年2月24日(日)大阪府 大阪城ホール
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年3月3日(日)石川県 石川県産業展示館4号館
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年3月7日(木)神奈川県 横浜アリーナ
OPEN 17:30 / START 18:30

2013年3月9日(土)神奈川県 横浜アリーナ
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年3月10日(日)神奈川県 横浜アリーナ
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年3月16日(土)群馬県 グリーンドーム前橋
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年3月20日(祝・水)広島県 広島グリーンアリーナ
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年3月23日(土)三重県 三重県営サンアリーナ
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年3月30日(土)宮城県 セキスイハイムスーパーアリーナ
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年3月31日(日)宮城県 セキスイハイムスーパーアリーナ
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年4月6日(土)北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年4月7日(日)北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年4月13日(土)大阪府 大阪城ホール
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年4月14日(日)大阪府 大阪城ホール
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年4月20日(土)愛知県 日本ガイシホール
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年4月21日(日)愛知県 日本ガイシホール
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年4月27日(土)福岡県 マリンメッセ福岡
OPEN 16:00 / START 17:00

2013年4月28日(日)福岡県 マリンメッセ福岡
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年5月3日(祝・金)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
OPEN 15:00 / START 16:00

2013年5月5日(日)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
OPEN 14:00 / START 15:00

2013年5月6日(祝・月)埼玉県 さいたまスーパーアリーナ
OPEN 14:00 / START 15:00

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