3月31日から公開がスタートした映画「はじまりの記憶 杉本博司」は、2009年の「高松宮殿下記念世界文化賞」など国内外で数々の賞を受賞し、海外のオークションにて数千万円で作品が落札されることもある現代美術家、杉本博司に密着したドキュメンタリー。ニューヨークで開催される世界最大のドキュメンタリー国際映画祭「エミー賞」のアート番組部門ノミネート作品に選ばれ、海外でも注目を集めている。
サウンドトラックは渋谷慶一郎が作曲、演奏、レコーディングの全てを自らのスタジオで1人で行った、彼のソロアルバムとも言える内容。ピアノソロからピアノの多重録音まで、ピアノの可能性を徹底的に突き詰められた、これまでにないピアノアルバムに仕上がっている。
収録曲は全16曲で、曲名は映画に登場する杉本作品のタイトルとほぼ共通。CDジャケットには杉本博司の代表作の1つである、ル・コルビジェのサヴォア邸を撮影した建築写真が使用されている。
渋谷慶一郎「ATAK018 Soundtrack for Memories of Origin Hiroshi Sugimoto」収録曲
01. Five Elements
02. Lightning Fields
03. The Day After
04. Architecture
05. Theaters
06. Timeless
07. Study
08. Mathematical Models
09. Empty Garden
10. Lightning Fields2 / W.H.F Talbot 11. Where our life came from?
12. Life
13. Appropriate Proportion
14. Seascapes
15. Memories of Origin
16. Limitless
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リンク
- 映画『はじまりの記憶 杉本博司』公式サイト
- ATAK
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音楽ナタリー @natalie_mu
渋谷慶一郎、新作は現代美術家ドキュメント映画のサントラ http://t.co/Daj9dFz4