YOSUKEが明かした万感の思い「いい思い出にしましょう」
昨年5月、配信シングル「Buddy」のリリース後にスタートしたこのツアーはYOSUKE(Vo)の体調不良により6月の仙台公演と東京公演を延期。それから7カ月後の今年1月に振替公演が実現し、1月17日の仙台公演を経て今回のツアーファイナルを迎える運びとなった。
フロアを埋め尽くしたオーディエンスの大歓声に迎えられてステージに登場したYOSUKE、UZ(G)、MOMIKEN(B)、KENTA(Dr)とサポートメンバーのtasuku(G)。UZのヘビーなギター、YOSUKEの圧巻のシャウトでライブの口火を切ると「RE-BIRTH」「FEEL SO GOOD」と重厚なミディアムロックを連投していく。YOSUKEは「大変お待たせしました。長かった……長くしちゃったこのツアーにようやく終止符が打たれます」と振替公演に集まったファンへの感謝を述べ「今日はしっかり、いい思い出にしましょう」と前を向いた。
レアな年始ライブ「年明け早々に顔が見られるのはいいこと」
MOMIKENとKENTAが刻む軽やかなリズムに乗せてオーディエンスとYOSUKEが声を交わしあった「WENDY ~It's You~」「One Day」のあと、YOSUKEは「あの頃にプレイバックしてもいいんですが、せっかくの振替公演なので今の音を感じ取ってほしいなと思います」と話し、「Bring the Beat Back」「Chase the Shine」と、昨年夏以降にリリースした楽曲を連投。昨年のツアー本編とは異なるセットリストで、バンドが歩みを止めずに進化してきたことをファンに改めて印象付けた。
「青」のエモーショナルなサウンドで会場の雰囲気を変えたあと、MCではメンバーたちが開演直前の舞台裏の様子を明かした。「今日一番緊張してたのはYOSUKE。(空中を指して)ずっとこのへん見てて……(笑)」と話すKENTAに、UZも「宙に浮いてたよな(笑)」と同意しつつ、無事にツアーファイナルを迎えられたことに安堵の表情を見せる。そんなSPYAIRが1月にライブを行うのは珍しいとのことで、MOMIKENは「SPYAIRは“ホワイト”を超えた“ブリーチ”なバンドで、しっかり(年始の)休みをいただくんだけど(笑)。でも年明け早々にみんなの顔が見られるのはいいことですね」と、レアな新年ライブを喜んだ。
隣や後ろには仲間が、目の前には“Buddy”が
YOSUKEは改めてオーディエンスに「本当にありがとう、すごく愛されてると感じました」と謝辞を述べ、エネルギーをぶつけ合って、Zepp Hanedaごとどこかに離陸しちゃいましょう」と呼びかけてから、今回のツアーでひさびさの披露となった「LINK IT ALL」を歌う。さらに続いたのはツアータイトルともなった「Buddy」。目の前の“Buddy”たちに感謝を語りかけるように、YOSUKEは丁寧な歌声をフロアへ届けた。メジャー1stアルバムの収録曲「STRONG」で熱を帯びたヘビーなグルーヴをドライブさせたのち、MOMIKENが奏でるベースソロにUZのギターが重なると勘のいいオーディエンスからは大歓声が。ここで始まったのは「0 GAME」。さらに「ファイアスターター」「RAGE OF DUST」とキラーチューンが連投され、会場の熱気はピークに達した。
最後にYOSUKEは、自身の体調不良でツアーが中断した当時を振り返り「あのときはマジで絶望して、前に進めないんじゃないかと思った。でも隣や後ろには戦ってくれる仲間が、目の前には大事な“Buddy”がいました。皆さんもくじけたときは隣や後ろを見れば、前に進めるかもしれません」とメンバーやスタッフ、ファンへの感謝を熱く語る。そんな仲間たちへの思いを「オレンジ」に乗せてYOSUKEが力強く歌い上げたのち、ライブ本編は「イマジネーション」で締めくくられた。
アンコールで新体制初アルバムリリースを発表
アンコールでは3月18日にニューアルバム「RE-BIRTH」をリリースすることが発表され、観客からは大歓声と祝福の拍手が沸き起こった。「RE-BIRTH」は2023年のYOSUKE加入後、新体制で初めてリリースされるアルバムとなる。またこれに伴い、2月にスタートするライブハウスツアーのタイトルが「SPYAIR TOUR 2026 – KILL THE NOISE -」、3月にスタートするホールツアーのタイトルが「SPYAIR TOUR 2026 – RE-BIRTH -」となることも明らかに。YOSUKEは「2026年もSPYAIRと一緒に楽しんでいこうぜ!」とオーディエンスに呼びかけた。
その言葉に続いて披露されたのは、テレビアニメ「勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録」の主題歌で2月11日にCDシングルとしてリリースされる最新曲「Kill the Noise」。SPYAIRらしいダイナミズムと疾走感に満ちたサウンドに、観客たちは両手を上げて酔いしれた。アンコールの最後を飾ったのは「サムライハート(Some Like It Hot!!)」。メンバーもオーディエンスも楽しげにタオルを振り回し、会場の一体感を全身で楽しんだ。
セットリスト
「SPYAIR TOUR 2025 -BUDDY-」2026年1月20日 Zepp Haneda(TOKYO)
01. RE-BIRTH
02. FEEL SO GOOD
03. WENDY ~It's You~
04. One Day
05. Bring the Beat Back
06. Chase the Shine
07. 青
08. LINK IT ALL
09. Buddy
10. STRONG
11. 0 GAME
12. ファイアスターター
13. RAGE OF DUST
14. オレンジ
15. イマジネーション
<アンコール>
16. Kill the Noise
17. サムライハート(Some Like It Hot!!)
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【MEDIA】
@natalie_mu
『SPYAIR TOUR 2025 - BUDDY -』東京ファイナル公演ライブリポート掲載🤝
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