草川拓弥「栄光のバックホーム」大ヒットに思わぬ反響?「遠藤記者が踊ってるって…」監督の“推しコーデ”に照れ

61

1435

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 302 1114
  • 19 シェア

草川拓弥超特急)が、本日12月12日に東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われた映画「栄光のバックホーム」大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

超特急とは?

9人組の“メインダンサー&バックボーカルグループ”。カイ(2号車 / メインダンサー)、リョウガ(3号車 / メインダンサー)、タクヤ(4号車 / メインダンサー)、ユーキ(5号車 / メインダンサー)、タカシ(7号車 / バックボーカル)、シューヤ(11号車 / バックボーカル)、マサヒロ(12号車 / メインダンサー)、アロハ(13号車 / メインダンサー)、ハル(14号車 / メインダンサー)で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たした。2017年4月にはデビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作でグループ初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。2018年12月には初の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演を含むアリーナツアー「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH」を成功させる。2019年8月に沖縄県内で行われた全国ツアー最終公演をもって“全国開通”を達成した。2022年4月にメンバーオーディションの開催を発表し、8月にシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの4人が加入して9人体制に。10月に新体制初のシングル「宇宙ドライブ」を発表。2023年に入ってからは3月に5thアルバム「B9」、5月にカンテレ・フジテレビ系ドラマ「ホスト相続しちゃいました」の主題歌「Call My Name」、9月に「Lesson II」を発表した。2024年4月に1st EP「Just like 超特急」をリリース。

「栄光のバックホーム」大ヒット御礼舞台挨拶の様子。

「栄光のバックホーム」大ヒット御礼舞台挨拶の様子。

大きなサイズで見る

松谷鷹也鈴木京香がダブル主演を務める「栄光のバックホーム」は、阪神タイガースで将来を期待されるも、2023年に脳腫瘍によって28歳で生涯を閉じた阪神タイガース・横田慎太郎選手の軌跡を描く作品。松谷は主人公の横田慎太郎選手を、鈴木は横田選手の母・まなみさんを演じ、草川は横田選手の兄的な存在となるスポーツ紙の野球担当・遠藤記者を演じた。この日の挨拶には松谷、鈴木、草川と監督の秋山純が登壇した。

草川拓弥(超特急)

草川拓弥(超特急) [高画質で見る]

11月28日に公開された本作は、公開から2週間で50万人以上を動員する大ヒットを記録。横田選手から譲り受けたグローブを大切に抱えてステージに上がった松谷は、映画の大ヒットに「僕は……うれしいですね」と噛み締めるように思いを語り「(観客の)皆さんの表情を見て、僕たちが伝えたかった慎太郎さんの思いが伝わったと思っています」と続ける。また、鈴木は映画の公開をきっかけに「エゴサ(エゴサーチ)を始めたんです」と笑顔で告白。予想外の言葉に「京香さん、エゴサするんですか!?」と周囲が驚く中、「皆さんの感想を知ることで、私の中で作品が育ってきているというか。私の思う横田さんがより深くなっている感覚があるんです」と思いを語った。

エゴサしていることを明かした鈴木京香。

エゴサしていることを明かした鈴木京香。 [高画質で見る]

世間からの大きな反響については草川も実感があるとのことで、「最近、映画とは全然関係のない音楽番組に出たときに『遠藤記者が踊ってる』ってSNSに書かれてまして……(笑)」と言って周囲を笑わせる。これに秋山監督は「踊ってるのは草川くんなので踊ってて当然なんですけど(笑)、遠藤記者が踊ってるのが衝撃だったっていう反応は面白いなと。そうやっていろんな世代の方に伝わってるんだなと実感しますね」とコメント。さらに秋山監督は、感想を受け付けるために自身のSNSのDMを開放していることを大々的に語り「毎日5000件まではお返事返しますんで!(笑)」と呼びかけた。

横田選手から譲り受けたグローブを手に挨拶に臨む松谷鷹也。

横田選手から譲り受けたグローブを手に挨拶に臨む松谷鷹也。 [高画質で見る]

なお、草川が「栄光のバックホーム」の舞台挨拶に参加するのは今回が初。これについて彼は「各地回られているのは知っていましたし、ずっと登壇したいなと思っていたのでこうやって立ててうれしいです」と口にする。自身が演じた役柄について「まず、記者の方と野球選手の間柄が、ここまで距離が近いんだというのが新鮮でした」と切り出した草川は「鷹也くんとの距離感も大事に演じたいなと思っていました。鷹也くんのほうから気さくに話してくれて、自然体でいられたと思います」と松谷との関係性を明かす。さらに「個人的には関西弁があったので、ちょっと難しさはあった」と役作りについて続けた草川。「方言指導の方がいらっしゃらない日もあったので、あらかじめいただいた音源を聞きながら練習して……みたいな感じだったんですけど。現場でしゃべってみると、秋山さんが『OK、OK!』って、ホントにOKなのかな?っていう不安がありました」と笑いながら明かす。すると秋山監督は「オッケーですよ。大丈夫、大丈夫です」と草川の不安を払拭した。

共演者の挨拶に笑顔で耳を傾ける草川拓弥(超特急)。

共演者の挨拶に笑顔で耳を傾ける草川拓弥(超特急)。 [高画質で見る]

「鷹也くんのほうから気さくに話してくれた」と草川に言われた松谷は「拓弥くん、カッコいいんで。気さくに行っちゃったのかもしれないです」と草川の印象について語る。そして、撮影時の思い出として「普段は『鷹也くん』と呼ぶ拓弥くんが、一度だけ『鷹也!』って言ったんですよ。すぐに『ごめん!』って謝られたんですが、僕はそれがうれしかった」というエピソードを語り、これに草川は「その節はすいませんでした……」と照れ笑いを浮かべた。

緑色のジャケットに蜂(8)のブローチという“タクヤ推し”ファッションの秋山純監督。

緑色のジャケットに蜂(8)のブローチという“タクヤ推し”ファッションの秋山純監督。 [高画質で見る]

そして秋山監督も、草川との撮影について「めちゃくちゃ忙しい最中に出てくれたんです。(撮影現場の)福山との行き来が大変で、台風で新幹線が止まっちゃったりしたこともあったけど、若手俳優の結束がすごくてワンチームでやってた」とコメント。「草川くんはすごく真面目で、『遠藤さんと話して人となりを勉強したい』と言ってくれたんだけど、それはやらなくていいと。遠藤さんは実在の人物だけど、その人に引きずられるのではなく、本を読んで感じたまま遠藤記者をやってほしいと伝えたら、彼も腹に落ちたみたいで」と明かし、これを聞いていた草川も小さくうなずく。また秋山監督はこの日、草川の超特急でのイメージカラーである緑のジャケットに緑色のシューズ、そして8号車(超特急ファンの呼称)をイメージした蜂のブローチという“タクヤ推し”ファッションで登壇しており、この姿に草川は「ありがとうございます……!」と恐縮しきりだった。

監督の"タクヤ推し”ファッションに照れ笑いの草川拓弥(超特急)。

監督の"タクヤ推し”ファッションに照れ笑いの草川拓弥(超特急)。 [高画質で見る]

挨拶の終盤には、松谷、鈴木、草川によるサインボールの投げ入れも行われ、3人は思い思いの投球フォームで観客へボールをプレゼントした。最後の挨拶で、草川は「こうして登壇することができてすごくうれしかったですし、たくさんの方にこうしてこのお話が届いてるんだと思うと、心が温かくなります」とコメント。松谷は「こうして慎太郎さんのグローブと一緒に、いろんなところを回ることができて本当にうれしいです。まだまだたくさんの方に観ていただきたいので、ぜひ引き続きいろんな人に伝えてもらったり、SNSで感想を投稿していただけたらうれしいです」と、鈴木は「これからもまだまだたくさんの方に慎太郎さんのこと知ってもらって。そして今日観てくださった皆さんのお力を借りて、よりいっそう“慎太郎ファン”を増やしていけたらいいなと思っております」と思いを語り、会場をあとにした。

上手側の客席に狙いを定めた草川拓弥(超特急)。

上手側の客席に狙いを定めた草川拓弥(超特急)。 [高画質で見る]

この記事の画像(全35件)

読者の反応

遠藤礼🦎⚡スポニチ虎番🦎⚡️にわかエヴェッサ番🏀 @sponichi_endo

👀🟢 https://t.co/jDO6H312sY

コメントを読む(61件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 超特急 / 草川拓弥 / 松谷鷹也 / 鈴木京香 / 秋山純 / 栄光のバックホーム の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。