「Once」原作はアイルランド映画、あらすじは
「Once」は2007年に公開されたアイルランド映画が原作。全米2館での公開から口コミで話題を呼び、世界中で大ヒットを記録した。2011年12月にはミュージカル版がアメリカ・ニューヨークのシアターワークショップで開幕し、翌2012年2月にはブロードウェイに進出。日本では2014年に来日公演が、2023年に海外プロダクションによるコンサート版が上演され、今回が日本国内のカンパニーによる初上演となる。
「Once」の舞台はアイルランドの首都ダブリン。失恋を機にミュージシャンの道をあきらめかけた主人公・ガイと、音楽を通じて出会ったチェコ移民の女性・ガール、そしてダブリンで暮らす個性豊かな人々の交流が描かれる。京本が主人公のガイを、2021年にミュージカル「17 AGAIN」で初舞台を踏んだ女優の
楽屋でSixTONESメンバーを前に“ストリートライブ”
ストリートミュージシャンのガイとして、ギターの弾き語りや生バンドとの演奏で劇中で計9曲を披露する京本は半年近い準備期間を経て初日に挑むとのこと。独学ではギターをやっていたという京本だが、今回のオファーを受けたあとの展開を「いざ話が進んだら楽譜とか、難易度が相当高くて……正直心が折れかけたときも何度もありました」と振り返る。しかし音楽監督やバンドメンバーに支えられて乗り越えたと語り「ここまでやってきた自分の経験を糧にして、なんとか乗り越えていきたい」と意気込んだ。
自身で作詞作曲も手がける京本は、自作曲と「Once」の楽曲との違いについて「(自作曲は)自分の弾きやすいコードとか、難しくないように調整しながらやってる部分もあって。今回は初めてのコード進行に出会ったり『歌いながらこのストロークやるの難しいな』と思ったりしました」と語り、成長の手応えを明かす。SixTONESのレギュラー番組「Golden SixTONES」の収録の合間にもギターを練習したとのことで「1本目と2本目の収録の合間、5人が休んでる楽屋で僕が急に演奏し出すという、ストリートライブ的なことをやって。うるさくてめちゃくちゃ迷惑だったと思うんですけど(笑)、どんな反応で聞いてくれてるかとか、5人の前でやってました」とメンバーの前での練習風景を語った。
「難しそうな演奏してるな」と思われたら負け
そんな京本の堂に入ったミュージシャンっぷりを共演者たちも絶賛。斉藤は「SixTONESのイメージがすごく強かったんですけど、帝劇の最後の日の番組(今年2月放送の「さよなら帝国劇場 最後の1日 THE ミュージカルデイ」)で歌ってらっしゃるところをテレビで観て『本当に伝わる歌を歌う方なんだな』と感じました。あとは本当にギターが素晴らしくて。うちのマネージャーも昨日の帰りの車の中で『京本さん、ギターすごいですね』と言ってました。言う暇がなかったからここで言います(笑)」と褒め称え、京本を「ありがとうございます」と恐縮させた。
ギターの演奏に注目が集まる一方、京本は「『難しそうな演奏してるな』と思われたら負けだな、と。本当に作品や物語が皆さんに届くことが一番です」と力説。「演奏以外の見どころもたくさんありますし、1つひとつのシーンにも稲葉さんが意味を持たせて、細かいところまで演出してくださっています。素敵な方々が集まって最高のものをお届けするので、ぜひこの作品の魅力にどっぷりはまってください」とアピールした。
Bassey Merlin @RnBasseyMerlin
@natalie_mu 京本くんの努力が舞台で輝いてるのが本当に伝わる👏✨ ギター弾き語り楽しみすぎる! #京本大我 #Once