ビートモ「ばらいろの世界」が妻夫木主演映画の劇中曲に

2011年9月5日 12:00 85 1 音楽ナタリー編集部

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ザ・ビートモーターズの楽曲「ばらいろの世界」が、10月22日より公開される石井克人監督の最新映画「スマグラーおまえの未来を運べ」の劇中曲に起用された。

ザ・ビートモーターズの楽曲「ばらいろの世界」は、2009年発売のアルバム「気楽にやろうぜ」（写真）に収録。

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映画「スマグラーおまえの未来を運べ」には主演の妻夫木聡をはじめ、永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤政信ら豪華キャストが揃う。(c)真鍋昌平・講談社／2011「スマグラーおまえの未来を運べ」製作委員会

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「スマグラーおまえの未来を運べ」はマンガ家・真鍋昌平のデビュー作「SMUGGLER」を実写化したもので、主演を務めるのは妻夫木聡。ザ・ビートモーターズの「ばらいろの世界」は石井監督自身のセレクトにより、映画のクライマックスシーンに使われる。

「歌謡曲のロックとは真逆の音」を探し、さまざまな音楽に耳を通すうちに「ばらいろの世界」にたどり着いたという石井監督は「全然知らないバンドだったけどいーなーって素直に思った。80年代PUNKSが元気なころの音だった。で、決めました。感謝です。今の時代、貴重なバンドだと思います」と彼らの音楽を絶賛している。

また、10月よりスタートするザ・ビートモーターズの対バンツアー「ノリノリバトルシリーズ～ザ・ビートモーターズからの挑戦状～」に、奥田民生、GOING UNDER GROUND（piano less）の参加が決定。奥田はツアー初日となる10月2日の渋谷eggman、GOING UNDER GROUNDは11月6日の下北沢BASEMENT BARに登場する。その他の公演および出演アーティストは下記のとおり。12月3日の新宿red cloth、ツアーファイナルとなる12月17日の渋谷CLUB QUATTROのゲストは後日発表されるので、こちらも楽しみにしておこう。

石井克人監督コメント

「スマグラー　おまえの未来を運べ」の終盤の劇中曲を選ぶにあたってはめちゃくちゃいろんな曲を聴きました。イメージは、多分誰も知らないと思うけど、テキサコレザーマン的なというか、5678,S的な野太いロック、男臭くてMIXがシンプルであんまり加工してなくてズバンとハートに届く音。歌謡曲のロックとは真逆の音（MIXも含めて）。なかなかイメージなのが見つかんなくてやけになってアイチューンでサンプル片っ端から聞いてたらこれだ！ってのがあって、それがザ・ビートモーターズの「ばらいろの世界」だった。全然知らないバンドだったけどいーなーって素直に思った。80年代PUNKSが元気なころの音だった。で、決めました。感謝です。今の時代、貴重なバンドだと思います。ありがとうございます！

ザ・ビートモーターズ秋葉正志（Vo, G）コメント

スマグラーの主人公みたいな人は結構いるんじゃないかと思う。自分は特別だと思いこんでいてプライドや自信だけは根拠なくあるけれど、何も結果を残していない人。俺もそんな人のひとり。
「からっぽの素敵な夢か美しいお道化の華か出かけようぜばらいろの世界へ」
我々の楽曲がスマグラーの世界に少しでも華を添えることができたのなら幸いです。
また、石井監督ご自身が曲を聴いてチョイスしてくれたというところが何よりもうれしいポイントでした。ありがとうございました!!