櫻坂46、充実の2023年を経て新たな物語へ!3周年ライブで訪れた別れと4年目の決意

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Buddiesと作り上げてきた3年間、その感謝の思い

「Start over!」を歌う藤吉夏鈴。(撮影:上山陽介)

「Start over!」を歌う藤吉夏鈴。(撮影:上山陽介)[拡大]

櫻坂46(撮影:上山陽介)

櫻坂46(撮影:上山陽介)[拡大]

ステージが暗転し、重いベースのイントロが流れ出すと、スタジアムは一斉に湧き上がる。今年6月にリリースされた6thシングル「Start over!」だ。トレンチコート風の衣装に着替えた櫻坂46は、立体的なフォーメーションでBuddiesの目を惹き付け、その中央でセンター藤吉がドラマティックに踊る。再度暗転すると、今度はステージのあちこちに並ぶ多数のスクリーンにさまざまな森田の映像が。そして「Last Song」という機械的なアナウンスに続き、森田がセンターを務める最新シングル「承認欲求」へ。爆発的な盛り上がりを見せてライブの幕は下ろされたが、スタジアムには「櫻坂! 46!」とアンコールを求める声が鳴り響く。これに応えて再登場した櫻坂46は全員でトロッコに乗り込み、「僕のジレンマ」「思ったよりも寂しくない」を歌いながら場内を1周。ステージに戻ると、三期生の谷口愛季は「1年間いろんなイベントを通して少しずつパワーアップしていけたと思うので、憧れの先輩たちの背中を追って、自分たちにできることを探したい」と改めて胸に秘めた決意を言葉にした。森田は「ライブっていろいろな感情になるじゃないですか。ここにいるたくさんの方にもそれぞれの感情があって、日常があって、人生がある。時にはつらいこととか日々感じている方もいると思うんですけど、そういう気持ちをここで発散して、気持ちを共有してひとつになれた気がしてうれしかったです。皆さんにとってもそういう場になっていたら私にとってはうれしいなとライブをするたびに思います」と感慨深そうに語り、小林は「私たちにとってBuddiesの皆さんは必要不可欠な存在で。今日もこうして後ろのほうまでBuddiesの皆さんがいてくれていて、こんなにもたくさん愛をもらっていたんだなと実感しました」とBuddiesへの感謝を伝えて「私たち、Buddiesの皆さんが本当に大好きなんですよ。これからもBuddiesでいてくれますか?」と呼びかけた。

櫻坂46(撮影:上山陽介)

櫻坂46(撮影:上山陽介)[拡大]

櫻坂46「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」の様子。(撮影:上山陽介)

櫻坂46「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」の様子。(撮影:上山陽介)[拡大]

「改名してすぐの頃は櫻坂46ってどんな色のグループなのか、メンバーもわからないままがむしゃらに進んできた部分もありました」と、松田はこの3年の道のりを振り返る。さらに「迷いながらも櫻坂46というグループに胸を張って活動してきたからこそ、そしてBuddiesの皆さんの応援と支えがあったからこそ、今この景色を見られていると思うと本当にうれしくて。去年の今頃はちょっと悔しい思いをしたり、今年のツアーも空席が目に入ることもあったんですけど、今年に入ってからシングルを3枚発売させていただいたり、初めての海外でのライブにも挑戦させていただいり、そして今年は年末に皆さんと締めくくれる日があるという、本当に特別な1年でした」と、念願の「NHK紅白歌合戦」への返り咲きも決定した2023年の充実ぶりを語ったのち、2日間の締めくくりとして歌われたのは、2021年4月発売の2ndシングル「BAN」のカップリングナンバー「櫻坂の詩」。欅坂46として作り上げてきた歴史をリセットし、新たな道を歩んできた櫻坂46の決意と覚悟はリリース当初からさらに強くなり、グループそのものを歌ったこの歌詞にもさらに力強い意味を加えて響いた。ZOZOマリンスタジアムの上空に大きな花火が上がる中、松田は「この1年は本当に充実していて、それは本当にBuddiesの皆さんのおかげです。このBuddiesの皆さんと一緒に2023年を駆け抜けていきたいと思います。4年目の櫻坂46も、皆さんと一緒に坂を登っていきたいと思います。本当にBuddiesの皆さんが大好きです!」と大きな声で叫んだ。

「7th Single BACKS LIVE!!」は2024年1月15、16日に東京・豊洲PIT、1月22、23日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で行われる。

セットリスト

櫻坂46「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」2023年11月25日(土)千葉県 ZOZOマリンスタジアム

01. Buddies
02. Dead End
03. 摩擦係数
04. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
05. 美しきNervous
06. 夏の近道
07. Anthem time
08. ドローン旋回中
09. Microscope
10. 思ったよりも寂しくない
11. 隙間風よ
12. 桜月
13. Nobody's Fault
14. 条件反射で泣けてくる
15. BAN
16. 静寂の暴力
17. Start over!
18. 承認欲求
<アンコール>
19. 302号室
20. 少女には戻れない
21. 僕たちの戦争
22. タイムマシーンでYeah!
23. 僕たちのLa vie en rose
24. 櫻坂の詩

櫻坂46「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」2023年11月26日(日)千葉県 ZOZOマリンスタジアム

01. Buddies
02. Dead End
03. 摩擦係数
04. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
05. それが愛なのね
06. 夏の近道
07. Anthem time
08. ドローン旋回中
09. 君と僕と洗濯物
10. Plastic regret
11. 革新的クロワッサン
12. 条件反射で泣けてくる
13. コンビナート
14. 隙間風よ
15. 五月雨よ
16. 一瞬の馬
17. Cool
18. 流れ弾
19. BAN
20. マモリビト
21. Start over!
22. 承認欲求
<アンコール>
23. 僕のジレンマ
24. 思ったよりも寂しくない
25. 櫻坂の詩

櫻坂46「7th Single BACKS LIVE!!」

2024年1月15日(月)東京都 豊洲PIT
2024年1月16日(火)東京都 豊洲PIT
2024年1月22日(月)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)
2024年1月23日(火)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)

※山崎天の崎はたつさきが正式表記。

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J-Pop Project News @JPopProjectNews

Sakurazaka46 held their first arena performance on November 25/26, their 3rd anniversary since being renamed from Keyakizaka46 - a stadium record 72,000 people saw them over 2 days in Chiba. Hikari Endo also made a surprise return after 6 months hiatus. https://t.co/f0GcH5qCan

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