X JAPANメンバー全員がHEATHの訃報にコメント

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X JAPANのHEATH(B)が10月29日に55歳で死去したことが彼のオフィシャルサイトにて発表された。

ファンと握手するHEATH。(2017年、イギリスで撮影)

ファンと握手するHEATH。(2017年、イギリスで撮影)

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HEATH

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HEATHの死去については、X JAPANとしての公式発表前に一部の報道機関によって先日より報じられていた。HEATHは6月に病院の検査で大腸がんと診断され、闘病生活を送っていたが10月に入り容体が急変。10月29日に入院先の病院で死去した。X JAPANのオフィシャルサイトでは「後日、お別れの会を執り行う予定」と発表されており、HEATHの希望でYOSHIKI(Dr, Piano)に一任されることが明らかになった。詳細は追ってアナウンスされる。

X JAPAN。左からPATA(G)、HEATH(B)、YOSHIKI(Dr, Piano)、Toshl(Vo)、SUGIZO(G, Violin)。

X JAPAN。左からPATA(G)、HEATH(B)、YOSHIKI(Dr, Piano)、Toshl(Vo)、SUGIZO(G, Violin)。[拡大]

またHEATHのサイトにはYOSHIKI、Toshl(Vo)、PATA(G)、SUGIZO(G)のX JAPANメンバー全員のコメントを掲載。YOSHIKIは「昨年の自分の誕生日、自分の番組に出てくれた時、収録後の控室で今までにないほど長い時間、色々なことを話しました。それ以来、明け方まで二人で何時間も電話で語り合ったこともありました。今年の8月20日には、僕のディナーショーにも来てくれました。まさかその日が、HEATHと一緒に立つ最後のステージになるとは思ってもいませんでした。HEATHの望みを叶えられなかったのは、全て自分の責任です。最後のお別れの場で、HEATHに謝りました。YOSHIKIとしては、あまりの悲しみで身も心もボロボロで今は言葉が上手くまとまりません。今立ち止まったら、これ以上歩けなくなる気がしてひたすらに、怒涛のスケジュールをこなしています。ただ、バンドのリーダーとしては、最後に果たさなくてはいけない責任が残っています。『しんみりしないでください。明るく楽しく見送っていただきたい』『メモリアルコンサートをYOSHIKIさんにやっていただきたい』これは、ご遺族より預かったHEATHからの言葉の一部です。これから親族の方たちと話し合い、HEATHの願いを実現させるしかないと思っています。そして、それを実現させるには、戦わなくてはならないことがいくつかあります。HEATHへの想いは、語ればきりがないです。感謝してもしきれません。心の整理ができたときに、改めて伝えたいと思います。HEATH、今までありがとう。そして、安らかに眠ってね。またいつか、一緒に音楽を奏でようね」とコメント。

Toshlは「今は想いをとても言葉にすることができません。HEATH心からありがとう」、PATAは「残念すぎるよ。まだ一緒に演りたかったな。俺は、もーちょっと頑張るから応援してくれ。ただ今は、安らかに」、SUGIZOは「バンド仲間として出逢って32年、バンドメイトとなって15年。君との時間は眩い思い出ばかり。また一緒にステージに立ちたかった。続きの景色を見たかった。君は誰よりもストイックで、鉄壁で、孤高のベースプレイヤーだった。リスペクトしかなかった。かけがえのない盟友、HEATH。1年前、最後に一緒に立ったステージは生涯忘れない。長い間本当にありがとう。そして本当にお疲れ様。どうか安らかに…。いつか、そちらでまた一緒に音出そうね」とそれぞれの言葉でHEATHへの思いをつづっている。

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