アイドル大喜利大会「おもカワ」初シングルトーナメント閉幕、1対1の熱き戦いを制したのは

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アイドルによる大喜利イベント「おもカワ2022~アイドル大喜利シングルトーナメント~」が12月13日に東京・座・高円寺2にて開催された。

「おもカワ2022~アイドル大喜利シングルトーナメント~」出演者

「おもカワ2022~アイドル大喜利シングルトーナメント~」出演者

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「おもカワ」は、“面白さ”と“かわいさ”を融合させた、ナタリー発の大喜利イベント。第4回となる今回は、「おもカワ」初となる1対1のシングルトーナメント形式で対戦が行われた。対戦は1試合3分2ラウンドで行われ、1ラウンドにつきお題が1問出題される。審査員は大会委員長のバッファロー吾郎Aせきしろ、川原崎紘史(スカパー!)が務め、MCは村上純(しずる)が担当した。

鍛治島彩(アップアップガールズ(2))

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minan(lyrical school)

minan(lyrical school)[拡大]

全出場者がステージに登場し、各々が意気込みなどをアピールしたのちに早速第1試合がスタート。鍛治島彩(アップアップガールズ(2))とminan(lyrical school)という「おもカワ」常連同士の2人が1試合目から火花を散らした。「ひさびさに着た衣装のポケットから出てきたものとは?」というお題では、minanが「朝食バイキングの海苔」「身に覚えのないピン札の5万」とアイドルらしからぬ正攻法の回答を連発。一方、お馴染みのリコーダーを携えた鍛治島は、イラストを交えた答えで会場を沸かす。激しい攻防がしばし続いた末、2対1でminanが勝利。盤石の実力を見せつけたminanは、悔しさを滲ませる鍛治島に「かじぃ、今日も強かったよ。ありがとう」と称賛を送った。

橋本桃呼(高嶺のなでしこ)

橋本桃呼(高嶺のなでしこ)[拡大]

続く第2試合は小島はな(AMEFURASSHI)と橋本桃呼(高嶺のなでしこ)という初出場同士の対決に。「夜空の星と星を結んでいったら◯◯の形になりました」というお題に対して、橋本は手の上げ方で“カワ”をアピールしつつも、「にぼし」という渋いワードで人生初の大喜利回答を飾る。続けて「中国のピカチュウ」という答えを出し、MCの村上と、この試合でアシスタントを務めた鍛治島を唸らせた。この日のために毎日大喜利の練習を積んできたという小島は好回答を淡々と連発し、練習の成果をいかんなく発揮。その結果、2問目で猛烈な追い上げを見せた小島が勝利をもぎ取った。

稲垣香織(AKB48)

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第3試合では、「おもカワ」2回目の出場となる稲垣香織(AKB48)と初出場の仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER)が対戦。「キャラ作りに迷走してるアイドル。今はどんなキャラ?」という「おもカワ」ならではのお題に対して、仲川が「リコーダーを鼻で吹くキャラ」と鍛治島をいじった答えを繰り出し、奇襲をかける。思いがけない回答で会場は拍手に包まれ、村上も「とんでもない技を使ってきた!」と驚嘆。稲垣は、そんな仲川の大胆な戦法をものともせず、“カワ”要素を合わせ持つ回答をマイペースに発表。しかし序盤で会場の空気をものにした仲川がその勢いのまま突っ走り、準決勝へと駒を進めた。

山崎夏菜(虹のコンキスタドール)

山崎夏菜(虹のコンキスタドール)[拡大]

庄司芽生(東京女子流)

庄司芽生(東京女子流)[拡大]

続けて、「大喜利のルールすらもわからない」という山崎夏菜(虹のコンキスタドール)と、「ほかのメンバーが出場しているのを見て自分もやりたくなった」という庄司芽生(東京女子流)が登場。初出場同士とは思えないようなハイテンポの打ち合いが続く。「こんなアクリルスタンドは誰も買わない! なんのアクリルスタンド?」というお題では、庄司が「運営陣のアクリルスタンド」というシンプルながらも予想外の答えで会場に大きな笑いを起こし、そのまま3対0でこの日初のストレート勝ちを収めた。

小島はな(AMEFURASSHI)

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仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER)

仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER)[拡大]

準決勝第1試合は、minanと小島という正統派同士の対決。もはや貫禄すら漂うminanに、「おもカワ」初登場ながらも安定感のある答えを出し続ける小島が食らい付き、見事大金星を獲得した。minanは「負けてしまいましたね……もう帰りたい……」と本気で悔しそうな表情を浮かべ、「おもカワ」にかける思いをあらわにした。そして第2試合では仲川と庄司が対戦。「超人気アイドル『ずうずうしい's』、その特徴とは?」というお題に、仲川が「『一緒にやりましょー』って鼻にリコーダーもってこられる」と第1試合での回答を被せる。その後も仲川は破壊力のある回答で会場を揺らし続け、決勝への切符を手にした。

仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER)

仲川瑠夏(FRUITS ZIPPER)[拡大]

小島はな(AMEFURASSHI)

小島はな(AMEFURASSHI)[拡大]

小島はな(AMEFURASSHI)

小島はな(AMEFURASSHI)[拡大]

決勝戦は小島と仲川というまさかの初出場同士の対決に。「この赤ちゃん、将来アイドルになるかも…。ママ、パパの次にしゃべった言葉とは?」というお題に対して、小島が「リコーダーだけは買わないで」と仲川の“鍛治島いじり”を模倣し爆笑をかっさらう。その後も、独特のトーンで答えを繰り出す仲川と、着実にハイクオリティな回答を量産する小島が空気を奪い合う。手に汗握るような白熱した攻防が続いたのち勝者は2-1で小島に決定。「おもカワ」シングルトーナメントの初代王者に輝いた小島は「ブラボー!」と大声で叫び、喜びを全身で表現した。その後小島にはチャンピオンベルトが贈呈され、新たな大喜利スターの誕生とともに「おもカワ」は幕を閉じた。

現在この大会のアーカイブ映像が配信されており、視聴チケットはTIGETにて販売中。配信版映像にはイベント本編に加えて、出演アイドルの回答シーンを固定カメラで捉えた映像や意気込み / 感想コメントなど75分におよぶ特典映像も収録されている。アーカイブは1月9日23:59まで視聴することができる。

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読者の反応

小島はな(AMEFURASSHI) @amefura_hana

まさか本当に優勝できるとは、、、
まだ夢のようです、、💁🏻‍♀️

配信も見てくださったみなさん!
ありがとうございます🙇🏻‍♀️✨

初代王者の名に恥じないように
これからもがんばります!

#AMEFURASSHI #小島はな
#おもカワ2022 https://t.co/axIO1l100Z https://t.co/KtDQDV2ZbS

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