笑いも悔し涙も!アイドルが大喜利で競い合った「おもカワ」で名回答&名シーン続出

8

521

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 107 391
  • 23 シェア

ライブナタリーによる生配信イベント「ライブナタリー Presents『おもカワ ~アイドル大喜利タッグトーナメント~』」が3月23日に開催された。

初代「おもカワ」チャンピオンの座に輝いたlyrical schoolのminanとhime。

初代「おもカワ」チャンピオンの座に輝いたlyrical schoolのminanとhime。

大きなサイズで見る(全108件)

左から審査員の竹中夏海、せきしろ、バッファロー吾郎A。

左から審査員の竹中夏海、せきしろ、バッファロー吾郎A。[拡大]

このイベントにはAKB48の稲垣香織と千葉恵里、lyrical schoolのhimeとminan、ukkaの芹澤もあと茜空、アップアップガールズ(2)の鍛治島彩と新倉愛海、神宿の小山ひなと羽島めい、青春高校3年C組の齋藤有紗と前川歌音、東京女子流の新井ひとみと中江友梨、フィロソフィーのダンスの十束おとはと日向ハルという8組のグループから2人ずつ、計16人のアイドルが出演。楽曲やライブパフォーマンスで高い評価を受けるグループばかりだが、今回彼女たちは歌やダンスではなく、大喜利のトーナメント戦に挑戦し、一番面白くてかわいいチーム、初代「おもカワ」チャンピオンの座を奪い合った。審査員はバッファロー吾郎Aせきしろ、竹中夏海の3人が担当。MCは村上純しずる)が務めた。

浜崎あゆみのAマークを見せるlyrical schoolのminan。

浜崎あゆみのAマークを見せるlyrical schoolのminan。[拡大]

大会はバッファロー吾郎A、せきしろらによる第0試合を経て開幕。出演者はお題に対してイラストで答えることも可能で、回答の“かわいさ”も審査対象となったが、第1試合のアプガ(2)とリリスクによる対決からハイレベルな大喜利バトルが繰り広げられた。両チームからハイペースで手が挙がり、バッファロー吾郎Aが「これ以上贅沢な第1試合はないですよ」と語るほどの接戦の末、この勝負を制したのはリリスクの2人。本大会に並々ならぬ熱意を注ぐあまり、ここ数日ライブでミスを連発していたというminanが「ライブ中に思わず二度見!ファンが掲げるうちわに書かれていたこととは?」というお題に対し、「なんか、うちのグループのロゴじゃないやつ……」と言いながら浜崎あゆみのAマークを見せた場面がこの試合のハイライトとなった。

「竹取物語」というインパクトの強い回答を発表するAKB48の稲垣香織。

「竹取物語」というインパクトの強い回答を発表するAKB48の稲垣香織。[拡大]

いきなりの好ゲームに視聴者がTwitter上で盛り上がる中、その後も見応えのあるバトルが連続する。ukkaと青春高校3年C組による第2試合では“おも”と“カワ”のバランスが絶妙な回答が続出した結果、大会に向けてグループ内での予選や大喜利の千本ノックを行い、この日のために修業を積んできた青春高校3年C組が勝利。前川はフリップに「あれ?」とだけ書き、口頭でストーリーを補足する笑い飯・哲夫スタイルの回答を披露するなどして練習の成果を見せつけた。AKB48と神宿があいまみえた第3試合では神宿・小山がなかなか手を挙げず、熟考した末に自身のキャラクター通りメルヘンな回答を発表するという、独特の戦い方を見せる。しかし、「スタバのカップに珍しいメッセージが。なんて書いてあった?」というお題に、「竹取物語」と答えて大きな笑いを取った稲垣擁するAKB48チームが辛勝。また、第4試合は両チームの回答がテンポよく続く拮抗した一戦となったが、冠番組「フィロのス亭」で大喜利経験のあるフィロのスに対し、自分たちの空気感を崩さず楽しげに大喜利に挑む東京女子流が勝ち星をあげた。

準決勝で敗退し、悔し涙を流す青春高校3年C組チーム。

準決勝で敗退し、悔し涙を流す青春高校3年C組チーム。[拡大]

続く準決勝第1試合ではリリスク対青春高校3年C組という、大喜利ガチ勢同士の対決が実現。前川が1つ前のお題に対する“かぶせ”のテクニックを駆使するなど、青春高校チームが猛攻を仕掛けるも、最終的にリリスクチームが勝ちを引き寄せた。審査員3人の判定が一致するストレート勝ちではあったが、himeが「絶対負けたと思った!」と驚きの表情を浮かべるほどこの試合も互角の戦いとなり、敗退した齋藤と前川は思わずその瞳から涙をあふれさせる。この大会に臨む出演者たちの本気度が伺えた瞬間であった。AKB48と東京女子流による準決勝第2試合でも白熱の大喜利バトルが展開され、審査員席からは笑いや感心の声が止まない。AKB48チームが独特な思考回路で回答を繰り出すも、マイペースな東京女子流チームがそれを制し、大喜利に強いイメージが薄かった新井と中江が今大会のダークホースとして決勝へ駒を進めた。

回答を発表する東京女子流の新井ひとみ(右)。

回答を発表する東京女子流の新井ひとみ(右)。[拡大]

「おもカワ ~アイドル大喜利タッグトーナメント~」で優勝し、歓喜するlyrical schoolのminanとhime。

「おもカワ ~アイドル大喜利タッグトーナメント~」で優勝し、歓喜するlyrical schoolのminanとhime。[拡大]

計6試合が終わったところで、トーナメント戦はついに決勝へ。“おも”に振り切ったリリスクと“カワ”成分も持ち合わせた東京女子流がぶつかる、この大会ならではの名勝負が誕生した。そして両者一歩も譲らぬ大盛り上がりの試合の結果、初代「おもカワ」チャンピオンの座は、MCの村上が思わず感心するほどの大喜利力を発揮したリリスクチームの手に。歓喜と安堵の表情を浮かべるhimeとminanには、優勝者の証として“おもカワキャップ”と“おもカワベルト”が贈られた。また審査員の特別賞としてバッファロー吾郎Aが青春高校3年C組の前川に、せきしろが東京女子流の中江に、竹中がAKB48の稲垣にそれぞれ個人賞を授与した。ラストの各出演者の挨拶では神宿の羽島めいが「面白いとかわいい、両方できるのはアイドルだけだなと思いました」と感想を語り、念願の称号を手に入れたminanは「これからも大喜利力を高めるためにがんばっていきます!」と笑顔で宣言。第1回の「おもカワ」は大成功のうちに幕を閉じた。

なお本大会のアーカイブ映像は3月29日(月)23:59まで配信中。翌30日(火)25:00からはBSスカパー!でこのイベントの模様がオンエアされる。さらにナタリーストアではデザイナー・masataka yoshida(VAV)がデザインを手がけたイベントTシャツを販売中。

この記事の画像(全108件)

ライブナタリー Presents「おもカワ ~アイドル大喜利タッグトーナメント~」

アーカイブ視聴期間:2021年3月29日(月)23:59まで
チケット販売URL:https://eplus.jp/omokawa01/
<出演者>
稲垣香織(AKB48) / 千葉恵里(AKB48) / hime(lyrical school) / minan(lyrical school) / 茜空(ukka) / 芹澤もあ(ukka) / 鍛治島彩(アップアップガールズ(2)) / 新倉愛海(アップアップガールズ(2)) / 小山ひな(神宿) / 羽島めい(神宿) / 齋藤有紗(青春高校3年C組) / 前川歌音(青春高校3年C組) / 新井ひとみ(東京女子流) / 中江友梨(東京女子流) / 十束おとは(フィロソフィーのダンス) / 日向ハル(フィロソフィーのダンス)

審査員:バッファロー吾郎A / せきしろ / 竹中夏海
MC:しずる村上

BSスカパー!「おもカワ~アイドル大喜利タッグトーナメント~【BSスカパー!版】」

2021年3月30日(火)25:00~27:30

全文を表示

読者の反応

  • 8

J_ROCKNews @J_ROCKNews

笑いも悔し涙も!アイドルが大喜利で競い合った「おもカワ」で名回答&名シーン続出 https://t.co/vEEioE0H1s

コメントを読む(8件)

関連記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 神宿 / AKB48 / lyrical school / ukka / アップアップガールズ(2) / 青春高校3年C組 / 東京女子流 / フィロソフィーのダンス / バッファロー吾郎A / せきしろ の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。