電撃復活！「NAONのYAON」17年ぶりに開催

2008年1月10日 21:58 1 音楽ナタリー編集部

SHOW-YAがプロデュースする伝説のロックフェス「NAONのYAON」が、17年の時を経てまさかの復活。4月29日、聖地・日比谷野外音楽堂にて開催されることが決定した。

5人組ギャルバンと敏腕マネジャーのイラストは東村アキコによる描き下ろし。彼女たちの今後の動きにも注目だ。

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「NAONのYAON」は、SHOW-YAが発案・プロデュースを手がける女性ばかりのロック・イベント。アーティストはもちろん、制作スタッフにいたるまですべてが女性という徹底したこだわりが特徴だ。

1987年の旗上げ以降毎年秋に開催されていたが、1991年に惜しまれつつも終了。その後、1999年にスペシャルとして1度だけ復活イベントが行われたが、会場は川崎CLUB CITTA'に変更、SHOW-YAも不参加というイレギュラーなかたちでの開催だった。

今回発表された2008年版「NAONのYAON」は、SHOW-YAのプロデュースのもと、聖地・野音で行われることに決定。実に17年ぶりとなる完全復活が実現することとなる。

そして本日1月10日午後、この伝説のイベント復活を記念して、新宿ステーションスクエアにて決起集会が行われた。ステージに登場したSHOW-YAは、イベントアンセムともいえるヒットナンバー「限界LOVERS」を熱唱。さらに杏子、YU-KI（TRF）、長澤奈央、MARIA、JILL（PERSONZ）ら総勢19人が登場し、フィンガー5「学園天国」のカバーが演奏された。

また、本日よりイベントオフィシャルサイトがグランドオープン。さっそく第1弾出演アーティストが発表され、さらにSHOW-YAのボーカリスト・寺田恵子が語る「NAONのYAON開催のきっかけ」「NAONのYAON復活の背景」インタビュームービーなど興味深いコンテンツが掲載されている。

サイトのイメージキャラクターとなるギャルバンドのイラストを手掛けているのは、「ナタリー」のマスコットキャラクター・信子でもおなじみのマンガ家・東村アキコ。これは、SHOW-YAのスタッフが彼女のファンであったことや、彼女が週刊モーニングで連載中の「ひまわりっ～健一レジェンド」でSHOW-YAについて描かれていたことから、相思相愛の関係で実現したもの。ちなみに今回、この架空のバンドメンバーをオーディションで募集し、野音のステージでデビューさせるという企画も持ち上がっているとのことだ。

チケット発売情報や追加出演アーティスト、オーディションなどの情報については、オフィシャルサイトおよびオフィシャルブログにて随時発表される。

追記（2008年2月22日 16:40）：イメージキャラクターのギャルバンドについて、記事初出時にはバンド名、メンバー名等の設定を表記していましたが、諸事情により名前の掲載が不可となりました。該当部分を削除し、記事を修正させていただきましたので、ご了承ください。