I Don't Like Mondays.がテレビアニメの主題歌を務めるのはこれが初。「PAINT」はバンドメンバーと「ONE PIECE」のプロデューサーが打ち合わせを行い、お互いの思いをかけ合わせて生み出された。アニメソング特有の疾走感や高揚感を全面に押し出したサウンドに、YU(Vo)による力強いメッセージの歌詞を乗せた応援ソングとなっている。この曲は2022年1月9日(日)放送回より主題歌として使用され、同日に配信リリースされることも決定した。
I Don't Like Mondays. コメント
YU(Vo)
気が付けば中学時代から15年以上、大人になった今でも読み続け、そして影響を受け続けているONE PIECE。そんな僕にとって、もはや神格化されている作品の主題歌を歌わせてもらうことは、未だに信じられないというのが今の心境です。正直なお話、当初僕なんかにONE PIECEに見合うような曲が作れるのか…と及び腰になっていたのも事実です。
しかし、ONE PIECEにはこれまでも数え切れないほど、逆境に立ち向かうための勇気をもらってきたことを思い出しました。そして、その時もまた“麦わらの一味”に背中を押された気がしたのです。
それから、「絶対創ってやる」という一心で作曲をしていました。そして、出来上がった曲が「PAINT」というものです。「今の自分を超えていく」というメッセージを込めました。
今日のような先の見えずらいご時世だからこそ、ONE PIECEという作品が僕自身に不安や迷いに立ち向かうための勇気を与えてくれたのと同じように、この曲がONE PIECEと共に誰かの背中を押せることできたなら、嬉しい限りです。
SHUKI(Dr)
まさか僕らがあの「ONE PIECE」の主題歌をやらせて頂く日が来るとは思いませんでした。
作曲にあたり、とにかく大事にしたのはONE PIECEの世界観。子供の頃から読んできた作品への参加は、必然的にそれぞれの思い入れが重なり、メンバー全員が過去一番のハードルを自らに課しながら制作していたように思います。少しでもこの作品に相応しい曲を目指し、幾度も作り直し、完成させていく過程の中でかつてないほどバンドが一体となって作曲に望めた気がします。それはまるで、作中での主人公達が困難を乗り越えていく姿が、ONE PIECEと共に育ってきた僕たちの奥底に自然と反映されているのを再認識するようで、改めて作品の偉大さを実感しました。
海を越えて世界に飛び出していくこの作品の推進力になるようにと、サウンド面は特に疾走感とワクワク感を一番に考え、バンドサウンドの象徴でもあるギター音を主軸に作りました。そこに、帆を進める風のようなイメージで声を加工したボイスサンプルやシンセサイザーを入れたり、セクション毎のリズムアプローチを変化させて冒険の場面展開を表現したりしつつも、長く残る作品として出来る限り時代に左右されないようなサウンドを第一に目指して作りました。
こんな時代からこそ、僕たちがそうだったようにこの作品を観て育つこれからの子供達に、またかつて誰もを奮い立たせてくれたこの作品に触れる今の大人達に、そして何より作中のキャラクター達に届きますように!
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