今度は4Kで観てまた落ち込むか──「ダンサー・イン・ザ・ダーク」リマスター版に石野卓球らコメント

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映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の4Kデジタルリマスター版が、12月10日より東京・新宿ピカデリー、12月24日より東京・Bunkamuraル・シネマほかで全国公開される。これを受けて、石野卓球miletらのコメントが到着した。

映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版」より。

映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版」より。

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映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版」より。

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2000年に公開された「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、ラース・フォン・トリアー監督がビョークを主演に迎えて制作した作品。過酷な運命に翻弄されながらも、自らの信念を貫き、愛する息子のためにすべてを投げ打つ母の無償の愛、絶望を乗り越える生命の輝きを、ミュージカルの手法と斬新な映像で描いた。

映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版」より。

映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版」より。[拡大]

リマスター版公開に際して、石野は「今度は4Kで観てまた落ち込むか」とコメント。miletは「ラストシーン、セルマが107歩あるいてたどり着いた先のすべてが優しくあってほしいと願ってやまない。彼女にとって、歌っている世界は夢であり永遠。そしてそんな彼女の姿が、私たちの中で一生忘れることのできない、永遠の存在になる」と語っている。

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クリストファー・ノーラン コメント

ラースは映画界に衝撃を与えた偉大な監督の一人だ。

坂上忍 コメント

わたしは今でも、年に300~350本の映画を観させて頂いている。
そんなこともあって、「お薦めの映画は?」と、よく訊かれるのだが、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、間違いなく入るのである。
「暗い」だ「重過ぎるだ」と、いろいろな声があるようだが、ここまで「人」という生き物と真正面から向き合った作品はないと、わたしは体感したからである。
すんげぇ疲れる映画です。
ですが、好きか嫌いかはさておき、絶対に観ておくべき作品であることを言い切ります!

鈴木敏夫 コメント

一度だけ、ビョークのLIVEへ。驚いたのが風船で作ったその衣装。
LIVEのあと、楽屋を訪ねると、いきなり、衣装のまま、
「私はジブリの大ファンだ!」と叫んで、強い、強いハグ。
この映画はむろん、大好き! 劇場で観る最後のチャンスとあらば、必ずや劇場へ駆けつけなければ!

milet コメント

ラストシーン、セルマが107歩あるいてたどり着いた先のすべてが優しくあってほしいと願ってやまない。彼女にとって、歌っている世界は夢であり永遠。
そしてそんな彼女の姿が、私たちの中で一生忘れることのできない、永遠の存在になる。

石野卓球 コメント

今度は4Kで観てまた落ち込むか

加藤諒 コメント

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と出会った時は、もう劇場で観られる機会が殆どなくなっていて、観ることが出来たのは新文芸坐さんのラース・フォン・トリアー監督作品オールナイト上映だけでした。
家でDVDを見た時でさえ衝撃が大きかった作品を大スクリーンで観た興奮は今でも忘れられません。
劇場で観られるのも最後と思うと寂しいですが、ビョークさん演じるセルマの儚くも美しい最後を拝みに行きたいと思います。

柳美里 コメント

トリアーは、セルマの死によって、私の心に深い裂け目をつくった。
しかし、その裂け目から流れ出したセルマの歌声は、痛みと問いとなって、私の人生に響き続けている。

滝本誠 コメント

妖精ビョークが遭遇した最低、最悪のサディスム、リスペクトのかけらもないラスト、
つまりは、映画史に残る後味の悪さ、最高かよ。

YOU コメント

2000年のビヨークはとんでもなかった。圧倒的。それもそうだし、
今これを撮れる人も、なかなかいない気がします。
決して好きではないけれど、もの凄い映画です。

(c)ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, TRUST FILM SVENSKA, LIBERATOR PRODUCTIONS, PAIN UNLIMITED, FRANCE 3 CINÉMA & ARTE FRANCE CINÉMA

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