砂原良徳10年ぶりのオリジナルアルバムにライブ映像も収録

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砂原良徳が通算5枚目となるニューアルバム「liminal」を3月30日にリリースすることが決定した。

砂原良徳とは?

1969年生まれ、北海道出身のサウンドクリエイター/プロデューサー。1991年から1999年まで電気グルーヴのメンバーとして活躍し、日本のテクノシーンの基盤を築き上げる役割を担う。 電気グルーヴ在籍時よりソロ活動を始め、1995年に「Crossover」、1998年に「TAKE OFF AND LANDING」「THE SOUND OF '70s」という3枚のアルバムを発表。脱退後は2001年にアルバム「LOVEBEAT」をリリースしたほか、スーパーカーのプロデュースやリミックス、CM音楽を手がけるなど多方面で独自のセンスを発揮。特にアーティストの魅力を倍増させるアレンジやリミックスには定評がある。2007年3月には自身のキャリアを総括するベスト盤「WORKS '95-'05」を発表した。 2009年7月にキャリア初のサウンドトラック「No Boys, No Cry Original Sound Track」をリリースしたのを期に、「SUMMER SONIC 09」「WORLD HAPPINESS 2009」「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2009 in EZO」といった大規模な夏フェスに参加するなど、活発な活動を展開。2010年4月にいしわたり淳治とのユニット“いしわたり淳治&砂原良徳”としてシングル「神様のいうとおり」を発表したのち、7月にはシングル「Subliminal」を、2011年4月には待望のフルアルバム「liminal」をリリースする。 さらに、2009年11月に発売された電気グルーヴのシングル「Upside Down」収録の「Shangri-La (Y.Sunahara 2009 Remodel)」の“リモデル”を手がけたほか、2010年11月発売のagraphのアルバム「equal」のマスタリング、同じく11月発売のCORNELIUSのアルバム「FANTASMA」リマスタリング盤にてリマスターを担当。アーティストとしてのみならず、エンジニアとしての手腕も高い評価を獲得している。

アルバム「liminal」のジャケット。

アルバム「liminal」のジャケット。

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2009年に映画のサントラ「No Boys, No Cry Original Sound Track」、2010年にシングル「Subliminal」を発表した彼だが、本作はオリジナルアルバムとしては「LOVEBEAT」以来10年ぶりの新作。その内容はシングル「subliminal」の続編と言えるもので、彼が今の自分を剥き出しにして作り上げた8曲の収録が予定されている。

ミックスやマスタリングは「subliminal」に続いて益子樹(ROVO、ASLN、DUB SQUAD)が手がけ、デザインはムーグ山本(Buffalo Daughter)が担当。独自の音像を構築してよりハイファイになったサウンドと、過去作品と比べてアグレッシブになった曲調から、砂原良徳の進化を感じ取ることができる。

初回限定盤はDVD付き2枚組仕様。「subliminal」「Wave Motion(Version2)」のビデオクリップに加えて、2009年にLIQUIDROOM ebisuで行われた7年ぶり2回目のソロライブから「LOVEBEAT」のパフォーマンス映像が収められる。

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