「完全体で帰ってきました!」SHINeeが3年ぶり単独ライブを配信、4人で世界に歌い届けた“SHINeeの心”

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SHINeeが昨日4月4日にオンラインライブ「Beyond LIVE - SHINee : SHINee WORLD」を開催した。

SHINee

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「NAVER V LIVE」を通し、全世界へ向けて生中継された今回の公演。SHINeeにとって初のオンラインライブであり約3年ぶりの単独ライブは120カ国から約13万人が視聴するという大きな注目の中で行われた。

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開演時刻の15:00を迎え、画面に映し出されたのは逆光に浮かんだキーの横顔のシルエット。オープニングナンバーとして届けられたのは涼やかなサウンドの「Good Evening」で、宇宙空間を連想させるステージセットに立つメンバーは4脚の椅子を使った幻想的なコレオを踊り、冒頭からぴったりと息の合ったパフォーマンスを見せる。続いて「Dream Girl」のイントロが響くと舞台奥のパネルが開き、バックバンドが登場。スタンドマイクを華麗に操るメンバーはグルーヴィなダンスと歌声でガラリとムードを切り替え、テミンはパワフルに駆け上がる圧巻のロングトーンで視聴者を魅了した。

オンユ

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2月にリリースされた7thアルバム「Don't Call Me」収録の「Heart Attack」と「Married To The Music」の2曲をシームレスにつないだシーンでは、軽やかなダンスステップを踏みながら大きな空間を闊歩する4人の姿をカメラが追う。巨大なLEDビジョンが3面に設置されたもう1つのステージに移動したメンバーは「こんにちは、輝くSHINeeです!」とおなじみの挨拶をし、オンユは「僕たち、また完全体で帰ってきました! ライブは3年ぶりですね」と笑顔でカメラに語りかけた。

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ここでミンホが「SHINee WORLD!」と呼びかけると、巨大ビジョンには世界各国から声援を送るたくさんのファンの姿が映し出された。“パールアクアグリーン”カラーのペンライトを振るファンの様子をうれしそうに見つめた4人は「現代の技術!」「こんなにきれいなんですか?」と次々に驚きの声を上げ、この日のために練習してきたという各国の言葉でメッセージを送ることに。オンユがインドネシア語で挨拶すると、キーは流暢なスペイン語で「皆さんの記憶に長い間残るような時間にしたいです」と呼びかける。ミンホが中国語とタイ語を披露したのち、テミンはドイツ語、そして日本語で「今回の公演のためにみんなで一生懸命に準備してきたので、たくさんたくさん期待してください!」と語った。

キー

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次の曲の紹介では、オンユが「ヒントは美しくてときめく春のような曲です」とヒントを出し、これにミンホが「テミンみたいな曲だね」と反応。すると当のテミン本人は「僕は夏のような人ですよ(笑)。キーヒョン(お兄さん)が一番体重が重かったときの曲ですよね!」と無邪気に笑う。そんな和やかなムードの中、スツールに座った4人が披露した「Hello」では彼らの巧みなボーカルスキルが浮き彫りとなり、温もりのある無二の歌声を持つオンユは豊かなハイトーンで聴き手を魅了。キーは「みんな一緒に!」と画面に向かって語りかけ、ファンとの“シンガロング”でさらなる一体感を作り上げていた。

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シンプルな舞台でのパフォーマンスや生バンドとのセッションなど、過度な演出を省いたステージ構成でありのままの魅力をファンに伝えていたSHINeeだが、続くセクションでは曲中にリアルタイム3Dの視覚効果を取り入れたオンラインライブならではの表現も提示し、視聴者を楽しませる。ディープハウスナンバー「VIEW」では4人の周りに広大な宇宙空間が広がり、曲の持つ心地よい浮遊感を際立たせていた。

ミンホ

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フューチャリスティックな世界観で描かれた「CHEMISTRY」の映像上映ののち、メンバーが再登場してライブは後半へ。レースやパールの装飾が施されたきらびやかなマタドール風の装いに着替えた4人は新曲「CODE」でバックダンサーを率いてスタイリッシュなパフォーマンスを見せる。そして、カメラにクローズアップされたミンホが「SHINee is back」と不敵な笑みを浮かべたのを合図にスタートしたのはキラーチューンの「Sherlock」で、キーは視聴者を煽るように「Hey!」と声を上げる。大きなステップで舞台を踏みしめるシンボリックなダンスを踊る4人や大跳躍を見せたミンホの姿に、「#SHINee」「#SHINeeBeyondLIVE」のハッシュタグを付けてSNS上で盛り上がるファンも一層ヒートアップ。すると彼らは続けて、圧倒的なダンススキルとチームワークを見せる人気曲「Everybody」をドロップし、熱狂のムードを最高潮まで引き上げてみせた。

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今のSHINeeならではの表現の形で、1曲1曲に力を込める4人。オンユは「『Hello』と『Sherlock』で声が裏返っちゃった」と照れ笑いを浮かべたが、テミンは「それがライブの醍醐味ですよね」とオンユの言葉に反応した。そんなMCののちにドロップされたのは、最新アルバムのリードトラック「Don't Call Me」。リアルタイムのパフォーマンスと事前収録の映像を巧みに切り替える緻密な映像演出ではメンバーの着ている衣装もテンポよくスイッチ。SNSでは驚きの声も上がる中で、キーとミンホは鋭いラップをカメラに向けて叩き付けた。そしてここで初めて披露されたのは、4月12日にリリースされるリパッケージアルバムの表題曲である「Atlantis」。この曲について、テミンは「愛する人に出会って初めて知る感情を、未知の世界である“アトランティス”に例えた曲」と説明した。バックパネルと床面に荒ぶる海のダイナミックな映像が映し出される中、4人は力強い眼差しでカメラを見つめながら曲を歌い上げていた。

テミン

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オープニングパートに続きバンドスタイルでグルーヴィに届けられた「Love Like Oxygen」、艷やかな歌声を重ねながらクールに唇をなぞる4人をカメラが捉えた「Kiss Kiss」を終え、4人は初のオンラインライブに臨んだ感想を視聴者に伝える。ミンホはペンライトを振るファンが映る画面を見つめ「画面を見たら、やっぱりコンサートは対面しながらやったほうが楽しいと思いました」と語り、テミンは「今日の朝に家から出たとき、昨日まで降っていた雨が止んで、祝福されたような気持ちになったんです。皆さんが楽しんでくれているようでうれしい。僕は皆さんと一緒に過ごすこの時間がとても大切です」と続いた。

SHINeeのオンラインライブの様子。

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「僕たち、輝くSHINeeでした!」という挨拶を終え、ライブのクライマックスに届けられたのはバラードナンバーの「Selene 6.23」。曲を披露する前にテミンが「歌詞がとてもきれいな曲です」、ミンホが「皆さんが歌ってくれるバージョンがとても好き」と曲への思い入れを語った通り、4人にとってもファンにとっても大切なこの曲を、ステージに座ったメンバーは1つひとつの言葉に強く思いを込めるように優しく力強く歌い上げた。ラストナンバー「An Encore」ではたくさんのファンの応援を背に、まっすぐな歌声を響かせた4人。紙吹雪の降り注ぐステージを歩きながら画面に向けて手を振るメンバーは「みんな大好きだよ!」と呼びかけ、お互いに抱き合いながらこの日のステージを終えた。

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生配信の視聴者向けに行われた本編終了後のアンコール配信では、Q&Aなど双方向のコミュニケーションでもファンを楽しませたSHINee。冗談を言い合って笑ったり、サービス精神旺盛な振る舞いで楽しませたりとリラックスした表情を見せつつ、キーが「皆さん元気が出しにくい時期を過ごしていると思います。今日お見せしたものが、みんなの元気になれば」と語るなど、4人は言動の端々にファンへの思いやりをのぞかせた。そんな中でマイクを握ったオンユは、リパッケージアルバムの活動後はしばらくSHINeeとしての新作を出すのが難しくなることに触れ、涙をいっぱいに浮かべながら「それでも待っていてくれたら、僕たちが戻ってきたとき、もっとカッコいい姿をお見せしたいと思います」と誓う。メンバーは彼の言葉を優しい表情で受け止め、ミンホは「SHINeeの心が伝わってほしいなと思います。リパッケージアルバムでまたお会いするつもりなので楽しみにしていてください」と約束した。

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SHINee「Beyond LIVE - SHINee : SHINee WORLD」2021年4月4日 セットリスト

01. INTRO + Good Evening
02. Dream Girl
03. I Really Want You
04. Heart Attack
05. Married To The Music
06. Hello
07. Attention
08. View
09. CODE
10. Prism
11. Sherlock
12. Everybody
13. Don't Call Me
14. Atlantis
15. Love Like Oxygen
16. Kiss Kiss
17. JULIETTE
18. Selene 6.23
19. An Encore

※「CODE」のOはストローク付きが正式表記。

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