降幡は12月にリリースした最新作「メイクアップ」の1曲目「パープルアイシャドウ」でライブをスタート。スラップベースが心地いいダンサブルなサウンドに合わせてリズミカルに体を動かしながら切ないメロディを歌い上げた。2曲目は「パープルアイシャドウ」と対をなす男性目線の楽曲「RUMIKO」。軽やかにステップを踏みながらこの曲を届けた降幡は、「最後まで楽しんでいってくださいねー!」と叫んで「シンデレラタイム」を披露した。
その後降幡は、愛する高橋留美子原作のアニメ「めぞん一刻」の初代オープニングテーマ「悲しみよこんにちは」やアジアンテイストのサウンドが印象的な「桃源郷白書」を歌唱。「2月19日、誕生日を迎えて1つ年を取りまして、また新たな気持ちで皆さんの前で歌えるように、1曲1曲気持ちを込めて歌っています。届いてくれたらうれしいなと思います」とファンに伝えた。
「Yの悲劇」では降幡がステージにしゃがみ込んでネオングリーンのギターをかき鳴らす。観客は両手で×マークを作る“YADA・YADAポーズ”を楽しんだ。ラストナンバーは「ルバートには気をつけて!」。力強い歌声を響かせ、降幡はステージをあとにした。
アンコールでは降幡へのバースデーサプライズが行われた。降幡が「アンコール1曲目、よろしいですか!」とバンドを振り向き、マニピュレーターの名を呼ぶと、バンドメンバーによって「Happy Birthday to You」が奏でられる。さらに降幡の写真が飾られた大きなバースデーケーキも登場。プロデューサーの本間昭光も現れ、降幡を驚かせた。
降幡は「2021年2月19日、忘れられない日になりました! ホントに皆さん、ありがとうございます。降幡愛、もっともっと大きくなります。よろしくお願いします!」と述べ、「みんな愛してるー!」と叫ぶとデビューミニアルバム「Moonrise」のリードトラック「CITY」を歌唱。ステージ後ろのカーテンがゆっくりと開き、六本木の夜景をバックにパフォーマンスが繰り広げられた。
さらに降幡は4月18日にリリースする7inchアナログ「AXIOM」より新曲「うしろ髪引かれて」を披露。最後に「真冬のシアーマインド」を華やかに歌い、バースデーライブを締めくくった。
降幡愛「Ai Furihata "Trip to BIRTH”」2021年2月19日 Billboard Live TOKYO セットリスト
01. パープルアイシャドウ
02. RUMIKO
03. シンデレラタイム
04. 悲しみよこんにちは
05. 桃源郷白書
06. OUT OF BLUE
07. Yの悲劇
08. SIDE B
09. ルバートには気をつけて!
<アンコール>
10. CITY
11. うしろ髪引かれて
12. 真冬のシアーマインド
リンク
音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】降幡愛がビルボードでバースデーライブ、六本木の夜景バックに歌唱「忘れられない日になりました!」(写真17枚)
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