井上陽水ライブでアルバム制作秘話「死ぬ思いで作った」

昨日11月18日、井上陽水が全国ツアー「井上陽水TOUR 2010 POWDER」の昭和女子大学人見記念講堂公演を開催。集まった2000人のオーディエンスを、魅惑的な歌声とトークで魅了した。

ライブでは、リリースされたばかりのオリジナルアルバム「魔力」からの楽曲を中心に、新たなアレンジで生まれ変わった過去のヒット曲を含め全21曲を披露。ベースレス、ドラムレスという従来のツアーとは異なる編成でパフォーマンスを行った。

新曲「覚めない夢」を歌う前には、「暑い夏にレコーディングをして、歩いて自宅に帰ろうとしたら……本当に暑くて死にそうになりました。つまり、死ぬ思いで作ったアルバムなんですけれど、こうして皆さんに届けることができました」とレコーディング中のエピソードを独特の口調で語り、観客を沸かせた。

なお「井上陽水TOUR 2010 POWDER」は計20公演を開催。12月15日の秋田県民会館でファイナルを迎える。