ソロで初めてステージに立った2016年9月23日以降、毎年9月に周年記念のワンマンライブを行ってきた脇田。今年はコロナ禍の現状を鑑み無観客の生配信形式で行われ、脇田は昨年の3周年ワンマンでゲストに招いた
定刻の19:00を少し過ぎ、映像が待機画面から切り替わると、白い煙の上がる怪しげなDorianとKAYO-CHAAANの演奏ブースが映し出される。スライスされた脇田の声がツーステップ調のトラックに乗せて鳴り響き、高揚感を高めたところで脇田が登場。ライブはソロデビュー曲「IN THE CITY」のDorianミックスで幕を開けた。続く「LOVE TIMELINE」では星空を思わせる青いライトがステージを彩り、アーバンな楽曲を幻想的に演出した。
3曲目の「EST! EST!! EST!!!」を歌い終えたところで、脇田はカメラ越しの視聴者に挨拶。またステージ横に設置したノートパソコンで視聴者のコメントにも目を通し、4周年を祝う多数の声に顔をほころばせた。「今日はオンラインということで、おうちで踊っていただいて、楽しい空間になったらいいなと思います」とライブの意気込みを述べた脇田は、DorianとKAYO-CHAAANのシンセ演奏を交えたミディアムテンポの楽曲をDJミックスのように畳みかけ、じわじわと熱気を高めていく。中盤には、昨年韓国でライブを行った際に歌った竹内まりやのカバー「Plastic Love」を国内で初披露。コメント欄にはリリースを望む声が多く集まった。
「4周年が迎えられるのは本当にありがたいことだなと思います。歌える喜びを噛みしめています」と感慨深げに話した脇田は、「このあとは踊れるセトリを組んできたので、近所迷惑にならない程度にワイワイ盛り上がって」と視聴者に呼びかけ、「3MOTION」から怒涛の後半戦へ。新井俊也による「Deflated Balloons」リミックスやアシッドハウス風味の「Boy Friend」エクステンデットミックスなど5曲をつなげて予告通りの“踊れるセトリ”を展開した。「ライブ楽しいですよ。ライブ楽しい!」と興奮気味の脇田はひと呼吸置くと、ステイホーム期間中にカバーしたORIGINAL LOVEの「接吻」を熱唱。最後はタイトル未決定の新曲を歌い、5年目の活動へと希望をつなげた。
ネット越しの“エアアンコール”を受けて再び登場した脇田はさらにもう1曲、昨年7月発売の3rdアルバム「RIGHT HERE」から今年8月にアナログカットされたシングル曲「passing by」を披露。「これからも私は音楽を続けていきます。がんばる……楽しむ? いやいや、私は楽しみます。音楽はがんばるもんじゃない。楽しむものですね。今後とも脇田もなりをよろしくお願いします」と決意を新たにライブを締めくくった。なおこのライブの模様は9月27日23:59までアーカイブ視聴することができ、リアルタイムで視聴できなかった人もアーカイブ期間内は購入して楽しむことができる。
脇田もなり 4th Anniversary Live Streaming -4get me not- 20200921
01. IN THE CITY -
02. LOVE TIMELINE
03. EST! EST!! EST!!!
04. Thinkin' about U
05. PEPPERMINT RAINBOW
06. FRIEND IN NEED
07. エスパドリーユでつかまえて
08. Plastic Love(オリジナル:竹内まりや)
09. 3MOTION
10. Deflated Balloons(Toshiya Arai Remix)
11. I'm with you
12. Boy Friend Extended mix
13. Callin' you(Nite in the Groove remix)
14. 接吻(オリジナル:ORIGINAL LOVE)
15. 新曲(※タイトル未定)
<アンコール>
16. passing by
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【ライブレポート】脇田もなり、4周年は“ドリカヨ”編成で配信ライブ「音楽はがんばるんじゃなく楽しむもの」(写真32枚) https://t.co/LpHnNq5Sha