Satori＆脇田もなり擁するツインボーカルバンドYIKO、初ライブで踏み出した第一歩

Satori（ex. THE NAMPA BOYS、Healthy Dynamite Club）とMonari（脇田もなり）のツインボーカルを擁する7人組バンド・YIKOが、昨日1月26日に東京・LUSHで行った自主企画「超天竺 vol.1」でライブデビューを飾った。

昨年11月にバンドの結成を発表し、同月に初の配信シングル「どうかしてる」、12月には6曲入りEP「YIKO」を発表し、活動をスタートさせたYIKO。「超天竺 vol.1」にはソロアーティストQnelもゲストで登場し、YIKOの記念すべき第一歩に立ち会える喜びとワクワクを爆発させながら、洗練されたポップなナンバーでフロアを温めYIKOにバトンをつないだ。そして、ラブアンリミテッドしまだん（G）、CHAAN（Key）、松田ナオト（B）、Shake Airman（Per）、天才ダカドン（Dr）がそれぞれのポジションにつき、中央下手にMonari、上手にSatoriが立つと、EP「YIKO」収録曲「utopia」で初ライブの幕を開けた。

YIKOのステージは、EPの楽曲に未音源化の新曲「Summer in love」や吉田美奈子「恋は流星」のカバーなどを織り交ぜながら進行。レパートリーが少ないことを逆手に取り、Yellow Magic Orchestraによるカバーでも知られるソウルクラシック「Tighten Up」のグルーヴィなカバー演奏に乗せてハットやTシャツなどの物販商品を紹介するという遊び心も見せ、このバンドの自由なムードと確かな演奏力をしっかりとアピールした。最後はデビュー曲「どうかしてる」で締めくくり、大盛り上がりの中でデビュー戦を終えた。また場内では「どうかしてる」とEPからの先行配信シングル第2弾でイベントタイトルにもなった「超天竺」を収めた7inchシングルもライブ会場限定盤として販売された。

YIKOとQnel、「超天竺 vol.1」終演後の記念写真。