ここねんとみずほの1年は、ありえないくらい楽しくてあっという間

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SAKA-SAMAが昨日8月26日に東京・GARRET udagawaで現体制1周年記念ライブ「ここねんみずほのSAKA-SAMA1周年!」を行った。

SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)

SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)

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昨日販売がスタートした3カ月連続シングル第1弾SAKA-SAMA「SAKA-SAMA SONG BOOK 1」のジャケット。

昨日販売がスタートした3カ月連続シングル第1弾SAKA-SAMA「SAKA-SAMA SONG BOOK 1」のジャケット。[拡大]

SAKA-SAMAはTRASH-UP!! RECORDS所属のアイドルグループ。2016年12月に“Lo-Fiドリームポップ・アイドル”をキャッチフレーズとして活動を開始し、2018年11月に1stフルアルバム「It's A SAKA-SAMA World」をリリースするも、翌年の2019年8月にオリジナルメンバーかつリーダーの寿々木ここねを除くメンバー全員が卒業してしまう。グループの存続が危ぶまれる中、サポートメンバーとして加わったのがBELLRING少女ハート、THE 夏の魔物THERE THERE THERESの元メンバーであり、昨年からはTRASH-UP!! RECORDSに所属してATOMIC MINISTRYとしてソロ活動も行う朝倉みずほだった。

足浮梨ナコ(撮影:畔柳純子)

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今回のライブは昨年8月26日に東京・AKIBAカルチャーズ劇場でお披露目ライブを行った現体制SAKA-SAMAの活動1周年を記念して開催されたもの。新型コロナウイルス感染防止策が講じられた会場には50名限定で観客が入場し、お互い距離を保ちつつ、スタンディングでライブを楽しんだ。なおSAKA-SAMAのライブ前には、耳が早いアイドルファンの間で話題となっている14歳のシンガーソングライター・足浮梨ナコがゲストとして登場した。Tシャツに半ズボンという出で立ちの足浮は、打ち込みのトラックに乗せて独創性に富んだ歌を聴かせ、アコースティックギターで弾き語りも披露。登場から退場まで笑顔を絶やさず、予測不可能なパフォーマンスで観客を驚かせ続けた。

SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)

SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)[拡大]

SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)

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SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)

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寿々木ここね(撮影:畔柳純子)

寿々木ここね(撮影:畔柳純子)[拡大]

約5分の休憩後、舞台袖から「SAKA! SAMA! えいえいおー!」と掛け声が響いたのに続いて、いよいよ寿々木と朝倉が姿を見せる。拍手で出迎えた観客に背を向け、腕を振り上げた2人は、ジュリアナ系のアッパーチューン「Ex/cla/ma/tion/!!」でライブの幕を開け、これまたハイテンションなガバ曲「ライト・ナウ!!」を続けてパフォーマンス。自由に声を出せず、動き回れない観客の分まで2人はパワフルに歌い踊り、一気に会場の熱気を高めていく。

登場時は髪を結んでいた朝倉だが、2曲を歌い終えた頃にはほどけており、ライブ当日に染めたばかりの青いインナーカラーがあらわになる。おそらくファンの多くが気になっていたところだが、2人は髪色の変化には特に触れずにMCを進行。「さかのぼること365日ですね、365日といえば1年ですね」と語る朝倉に寿々木が「1年が365日ってよくわかったね」と返すなど、2人ならではのゆるいトークが展開された。会場に笑い声が漏れる中、2人はファンキーな新曲「ダンスを止めるな」でライブを再開し、現体制お披露目ライブでは新曲として初披露された「タイミング」「わたしたちの地図」「空耳かもしれない」を連続でパフォーマンス。1年前より親密になった2人が見せる息の合ったステージングを前にして、観客もクラップしたり、拳を振り上げたりしながら盛り上がり、「わたしたちの地図」の落ちサビではしゃがみ込んでステージを引き立てた。

泣いちゃいそうだからと舞台袖に隠れた朝倉みずほ。(撮影:畔柳純子)

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声を出す代わりに力いっぱい拍手する観客を見て「録音しておきたいね」「そうだね」と再びゆるくMCを始めた寿々木と朝倉は、ここで“1年経ってのお気持ち”をそれぞれ語る。「去年の今頃はまさか自分が1年もサポーターやると思ってなかった。サポートだから3カ月、長くて半年でしょって」と加入当時の思いを明かした朝倉は、「泣いちゃいそうだから隠れさせてもらう」と言って舞台袖へ。寿々木と過ごした1年がいかに楽しかったかをステージの端で語り始めた朝倉は「練習も楽しかったりするの。5回に1回、3回に1回くらい先生に“顔死んでるよ”って言われるんだけど。でも最近はマスクしてるから言われないの!」と言って観客を笑わせつつ、「ナイスサポーターになれるのかなあって不安な気持ちもあったけど毎回楽しくて1年間があっという間でした」と振り返った。

寿々木ここね(撮影:畔柳純子)

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さらに朝倉は自身が加入する前に寿々木を除くメンバー全員が卒業したことに触れ、「みんな辞めちゃうなら、ここねんも辞めちゃうってならなくてよかった。あのときはサポーターをやるとは思ってなかったけど、今現在の気持ちとして。ここねんがあのとき辞めるって決断をしなくてよかった!」とコメント。これを受けて朝倉と入れ替わる形で舞台袖に隠れた寿々木は、この1年間について「あっという間だったようにも感じるし、あんなにたくさんのメンバーで踊っていたのが遠い昔にも感じる」と述べつつ、「“別に辞めたくないし、まだいいかな”みたいな軽い気持ちで辞めなかったけど、みずほちゃんと一緒に活動するって決まって、本当に心の底から辞めなくてよかったって思った」とその思いを伝えた。

朝倉みずほ(撮影:畔柳純子)

朝倉みずほ(撮影:畔柳純子)[拡大]

「1年間全部ずっと毎日ホントにありえないくらい楽しくて。こんなに楽しめる環境が私にあるんだなって気付いたよ。みずほちゃんのおかげで」と感謝する寿々木に対して、朝倉は「絶対ここねんがエブリデイ毎日楽しいって感情を持っててほしいと思ってサポーターになったからうれしい!」と喜ぶ。そして「今の2人のSAKA-SAMAを知ってよかったなって思ってもらえたり、観に来てよかったなって思ってもらえるようなライブができたらいいなあ」とライブ後半にかける意気込みを語った朝倉は「鼻水かんできていい?」と言って一旦退場すると、抱えたままのマイクを通して鼻をかむ音を響かせた。

顔を見合わせて笑う寿々木ここねと朝倉みずほ。(撮影:畔柳純子)

顔を見合わせて笑う寿々木ここねと朝倉みずほ。(撮影:畔柳純子)[拡大]

SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)

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音が聞こえていたことを知って恥ずかしがる朝倉に「気のせいかも」とフォローを入れた寿々木が「よし、最後まで楽しんでってください!」と呼びかけ、気を引き締めたところで「可能性」がスタート。弾けるような笑顔を見せていたライブ前半とは打って変わり、2人は真剣な表情でエモーショナルに歌い踊る。続けて「おやすみジュディ」「Melody」をじっくりと聴かせた2人は、ライブのラストナンバーとして定着している現体制オリジナル楽曲「to the stars」のパフォーマンスを開始。朝倉の「うー、いぇい!」という掛け声を合図に元気に飛び跳ね、「今日が1番でしょ?」と今を肯定するポジティブな歌を届けていく。またこの曲では2人がフロアに背を向けたタイミングで、観客が赤いサイリウムを点灯させ、2人が人差し指を突き上げるのに合わせて、サイリウムを頭上に掲げた。ライブはここで終わらず、さらに寿々木と朝倉は、現体制初披露となるモータウン風のキュートなナンバー「真夜中のスケッチ」をパフォーマンス。1年を振り返ったMCのあと、”続けてきてよかった”という思いがもっとあふれてきたという寿々木は、この曲の間奏で朝倉に「大好き」と伝え、朝倉は「きゃー!」と声を上げた。

SAKA-SAMA(撮影:畔柳純子)

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寿々木と朝倉の退場後、観客が拍手でアンコールを求めると、2人はスタッフを通してファンからプレゼントされた花束を抱えて再登場。「ゴイスー!」という言葉で喜びを表現する。そして8月から3カ月連続で3曲入りのシングルCDがリリースされることを告知した2人は、第1弾シングル「SAKA-SAMA SONG BOOK 1」の収録曲「夏休み縦断の恋」を披露。この曲は2016年12月のデビューライブで披露されたSAKA-SAMA初のオリジナル曲だが、2人は新しい振り付けと共にその歴史を更新した。ライブを終えた2人は「以上私たちSAKA-SAMAでした!」と声をそろえて挨拶。飛び跳ねるなどしてふざけつつ、拍手する観客に大きく手を振ってステージをあとにした。

なお寿々木が通販サイト・SUZURIに開設した「ここねんshop」では、1周年を記念して制作されたオリジナルTシャツを販売中。

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TRASH-UP!! RECORDS presents
「ここねんみずほのSAKA-SAMA1周年!」

2020年8月26日 GARRET udagawa セットリスト

足浮梨ナコ

01. アシメ
02. すてtiger
03. 俺、一生少年説
04. 熟年夫婦
05. 烏
06. Let'sダンゴムシ

SAKA-SAMA

01. Ex/cla/ma/tion/!!
02. ライト・ナウ!!
03. ダンスを止めるな
04. タイミング
05. わたしたちの地図
06. 空耳かもしれない
07. 可能性
08. おやすみジュディ
09. Melody
10. to the stars
11. 真夜中のスケッチ
<アンコール>
12. 夏休み縦断の恋

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