森高は6月から全国ツアー「『この街』TOUR 2020-21」を開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により公演は中止もしくは延期に。今回のライブは「ツアーを楽しみにしてくださっていた皆様に喜んでいただきたい」という森高の思いから実施され、当日は無観客の東京・COTTON CLUBから約70分間パフォーマンスの模様が配信された。またライブでは「自身の曲に優劣を付けることは好ましいことではないが、何よりファンの皆さんと一緒に楽しいライブをしたい」という森高本人の考えをもとに、事前にファンから募集した好きな曲や聴きたい曲のリクエストを踏まえ、“森高ソングベスト10”を決定するという企画が行われた。
ライブがスタートすると、森高はツアーで着用する予定だった衣装を身にまといステージに登場。“森高ソングベスト10”の10位から1位まで順に楽曲を歌唱していき、「17才」「気分爽快」など全10曲を披露した。途中、森高がステージから誰もいない客席に降りて歌唱する様子や、森高の動きと連動したエフェクトが画面に映し出されるなど、オンラインライブならではの演出が盛り込まれた映像が配信された。森高は「初の無観客ライブだったので、自分の気持ちが盛り上がれるかな?とか緊張もありましたが、だんだん客席の皆さんを思い出しながら歌えて、こういうライブも良いかも!と楽しんで歌っていました」とコメント。また“森高ソングベスト10”の企画については「私の曲は皆さんの曲になっていて、大事にしてくれているんだなと、今回つくづく思いました。この結果を次のコンサートのセットリストに反映したいなと思っていますので、再開が決まったら是非、皆さん足を運んできて下さい」と語った。
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森高千里ドキドキの配信デビュー、無観客ライブで“森高ソングベスト10”披露「私の曲は皆さんの曲」 https://t.co/HgqvDp6Vuf