木村カエラ、映画版「チェブラーシカ」主題歌を担当

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12月18日に全国公開される映画「チェブラーシカ」の主題歌を、木村カエラが担当することが明らかになった。

木村カエラとチェブラーシカ

木村カエラとチェブラーシカ

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カエラは主題歌として新曲「orange」を提供。今年の4月に主題歌の依頼があった際は、以前から大好きなキャラクターだったのですぐに快諾したという。歌詞については、「大切に思う友達や近くにいる人たちの言葉や仕草や一緒にいる時間によって、自分の心が温かくなるということを詞に込めたいと思い、書き上げました」とコメントしている。

「チェブラーシカ」は、ロシアの児童文学作家エドゥアルド・ウスペンスキーの原作を元に、「ミトン」など人形アニメーションの名作を生みだしたロマン・カチャーノフ監督が映像化したパペットアニメーション。映画版はオリジナルの「チェブラーシカ」に惚れ込んだ日本人スタッフが新作として制作したもので、声優として大橋のぞみ北乃きいが出演している。

木村カエラコメント

映画を観て、「チェブラーシカ」の物語の中には、かわいらしさだけでなくて色々な意味が入っていることに気が付きました。主人公の謎のいきもの・チェブラーシカと登場するキャラクターがみんな独りぼっちだったり、チェブラーシカがオレンジの箱に入ってやって来たり……。どこか寂しげな世界観が私の中でとても引っ掛かりがあって、時間をかけて詞を考えました。

その過程で、「チェブラーシカ」では、それぞれ独りぼっちだけれど、大切な友達に出会って、そこから優しい心や、楽しさといった温かい気持ちが生まれていくことが描かれています。

大切に思う友達や近くにいる人たちの言葉や仕草や一緒にいる時間によって、自分の心が温かくなるということを詞に込めたいと思い、書き上げました。

また、この映画はとてもかわいらしく仕上がっているので、きっと小さなお子さんやお母さんや家族で見られる方も多いんじゃないかなと思い、小さなお子さんでも分かりやすい言葉や耳に残る繰り返しの音をサビ部分に入れられたらなということを意識して作詞しました。

「チェブラーシカ」には、心が温かくなる映像がいっぱい詰まっていて、きっと観終わった後は、優しい気持ちになるはずです。私も心を込めて「チェブラーシカ」の世界観に合うような歌を作りましたので、ぜひ皆さんも楽しんで見て下さい。

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