「MIU404」は、星野が出演した「逃げるは恥だが役に立つ」の脚本を執筆した野木亜紀子によるオリジナルドラマで、警視庁の働き方改革の一環で作られたという架空の設定の臨時部隊「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」が舞台。警察内部で“何でも屋”と揶揄されながら犯人逮捕に奔走する初動捜査のプロフェッショナルである機動捜査隊が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す姿を1話完結で描く。
劇中で綾野は機動力と運動神経は抜群だが機捜経験がなく刑事の常識にも欠ける伊吹藍を、星野は常に先回り思考で道理を見極めることができる理性的な刑事・志摩一未を演じる。かつてTBS系ドラマ「コウノドリ」では正反対な性格ながらも互いに信頼し合う産婦人科医役を好演した2人が、どのようなバディを演じるのか楽しみにしておこう。
綾野剛 コメント
皆様お待たせしました。
日本一のテレビドラマCrewが集結しました。脚本は野木亜紀子さんの完全オリジナル作品です。新井プロデューサー、塚原監督、各部署スタッフ、各キャスト、そして源ちゃんと共にブレーキ無しのトップギアでお届けします。乞うご期待! やばいよ、攻めてますよ、ワクワクが止まらないぜ!
星野源 コメント
企画書をいただいて脚本を読んだとき、監督の塚原さん、脚本の野木さん、プロデューサーの新井さんという、このチームにしか作ることができない今までにない刑事ドラマになると思いました。僕が演じる志摩 一未は、刑事としてとても優秀なのに他人や正義というものを全く信じていない。野木さんと打ち合わせした時、「いい人じゃない星野源が見たい!」と言われ、自分もそう思っていたのですごくうれしくて。今までにない自分を出せそうで、ワクワクしています。そして剛くんとの共演は、「コウノドリ」で培ったものをまた別の形で表現できそうだと感じ、うれしく思います。人間ドラマであり、コミカルなドラマであり、サスペンス溢れる機捜エンターテインメント。ぜひ楽しんでください。
野木亜紀子 コメント
刑事モノが乱立するドラマ界にこれ以上刑事ドラマを増やしてどうするんだ。しかし新井Pがどうしてもやりたいのだという。幸いこのチームには塚原あゆ子という名演出家がいて、素晴らしい二人の役者が参戦してくれた。私にできることは、みなが安心して打ち込める、脚本という名の設計図を用意することだけだ。56年ぶりの東京オリンピックを前に、活気あふれるどころか、解決しない憂鬱な事象がミルクレープのように重なって、今にも崩れ落ちそうな2020年の日本。事件が起こるところには必ず、人がいて、社会がある。その中で「機捜」の二人は何を目撃し、どう対処するのか。なんて小難しいことはさておき、本作は機捜エンターテインメント。しょうもないやりとりに笑いながら、少しの切なさと、少しの希望を持ち帰っていただければと思います。
新井順子プロデューサー コメント
「MIU404」
この作品は、警察ドラマを越えたエンターテインメント作品になると感じています。
2年ぶりに野木さんとご一緒できることになり、あまり知られていない「機動捜査隊」を舞台に、新たなオリジナルドラマに挑戦したいと思いました。
幾多の警察ドラマがあるなかで、
「2020年の今だからこそ描けるものは何か?」
「このチームだからこそ作り出せるものは何か?」
より高いエンターテインメントを求め、スタッフ・キャスト一丸となって製作しています。
主演は、綾野剛さんと星野源さんをお迎えすることができました。
強さと優しさ、そして愛しさを兼ね揃えたお二人。
野木ワールドに生きる「綾野×星野コンビが見たい!」ただ素直にそう思いました。
お二人と打ち合わせや読み合わせを重ね、キャラクターの輪郭が浮かび上がっていく様子は、ワクワクの一言につきます。
1日でも早く、このワクワクを視聴者の皆さんと共有したい!
伊吹と志摩が繰り広げる軽快な会話劇は本当に楽しくて、日々の疲れを吹き飛ばしてくれる力があります。
金曜日の夜、このコンビが成長していく姿を、一緒に見届けていただけるとうれしいです。
※記事初出時より見出しおよび本文を一部変更しました。
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星野源と綾野剛がバディに!野木亜紀子脚本の刑事ドラマ「MIU404」でダブル主演(コメントあり) https://t.co/1Gw28xegSi